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1章 異世界に来た
7話 初めての魔法
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気を取り直してスキルを確認しよう、まだレイナの顔は赤いままだけどね。
「次は魔力探知、かな」
「あ、あぁ……いいぞ」
「魔力探知」
すると、周囲に漂う魔力が薄らと感じられ、レイナと外にいるソルの魔力もハッキリ感じられた。
魔力の量と位置も感覚的に感じる事が出来た。
「レイナさんとソルさんの魔力が分かるようになりました、目を閉じても量と位置がはっきりと分かります」
「ほぅ……(やはり、神から貰ったスキルだからか……?このスキルは魔力がある程度感じられるくらいだと聞いた事あるが、それ以上だな。さっきの完全記憶や透視といい……知られたら誰かに狙われる可能性もあるか、カオリの身をしっかり守ってやらねばならないかもな)」
レイナが何かブツブツと呟いていた。
「……?レイナさん?」
「あぁいや、気にしないでくれ。さぁ続きと行こう」
「分かりました、遠視は今難しいから……次はコール、通信魔法ですね」
「コールか、これを持つ人とPT組んだ事があるが便利だったな、PTの皆に声が届くのは大きい。その魔法を使う際は頭に詠唱が浮かんでくるはずだから、私に触れながらやってみようか」
私はレイナの肩に触れ、通信魔法発動の意識をするも詠唱が浮かんでこない。
「んん……?詠唱が浮かんでこない……」
「……なら、そのままコールと唱えてくれ」
「分かりました、コール!!」
すると、頭の中でコール対象にレイナと名前が浮かんでくる。
そのコールはレイナの名前の他にも空白が4つあるように見える、最大5人と私で繋げられるのかもしれないね。
「発動したみたいです」
「こちらも確認出来た。やはり、さっきのは無詠唱だな」
「無詠唱って……よくチート能力であるような?」
魔法は必ず詠唱を挟む必要があると言う認識だけど、読んでた小説では無詠唱魔法を使う作品も見た事がある……
あまり人前では使わない方がいいかもと思ってしまう。
「そうだな、そう思った方がいい」
「なら、発動する時は正しい詠唱を調べて覚えないと……ですね」
「そうした方が良いだろうな、国に着いて落ち着いてから調べてみようか」
「はい!で、このコールの使い方は……」
「頭の中で私の名前があるだろう?それをイメージで選択して繋ぐんだ、音声のオンオフが出来ると思えばいい」
レイナの名前をイメージして繋ぐイメージをすると……
「これ聞こえますか?」
『「あぁ、聞こえてくるぞ」』
レイナが発した言葉が、耳と頭の中からと二重に聞こえてきた。
「わっ!本当に繋がってる!」
「ふふ、便利だろう?言うならばBluetoothで繋いだイヤホンで通話をしている気分になれるぞ」
「本当ですね!」
一旦レイナへのコールをオフにするが、コール対象として残り続けている。
「これ、発動したらずっと名前が残り続けるんですね」
「あぁ、どちらかが解除しない限り残ったままになる。暫く解除せずに残した方がいい」
「ですね、それならソルさんにも繋がって貰いましょう!」
「そうだな、お互いすぐ連絡取れるようにした方がいいだろう、私とソルにも利点があるしな」
レイナの言う利点とは、魔法発動さえしていれば術者がいない所でレイナとソルが離れて行動していても、2人は常に連絡が取り合えるという事だった。
先程もレイナも言っていたが、連絡がいつでも取り合えるのはデカいらしい。
例えば、はぐれてもすぐに落ち合える、何かあってもすぐに知らせられる、情報共有がいつでも出来る。
聞くだけでこれがどれだけ便利な魔法なのか、私でもよく分かった。
私はテントから出て、ソルにもコールで繋がって欲しいと願い出て承諾してもらったのでテントに戻る。
あと試していないスキルは観察眼だけになったんだけど、これは今使っても意味がないとレイナさんが言うので、眠くなるまで皆で他愛ないお話をする事にした。
今の状況が、私とレイナはソルへのコールをオンにして、ソルは私とレイナへのコールをオンにしている。
こうする事で、私とレイナの会話がちゃんとソルにも届き、ソルの声も私とレイナに届くという状況だ。
暫く他愛ない話をしていたのだけど……
『コールが使えて嬉しいんでしょうけど、寝なくて良いのかしら?』
「すみません、眠くなくて……」
「まぁまぁ、カオリからしたらまだ寝る時間じゃなくて眠くならないのだろう」
こうして、離れたソルとも会話が出来るというのは便利だね。
ホントに電話しているかのような感覚になる。
『向こうの世界では何時に寝ていたの?』
「そうですね、基本的には0時か1時くらいでしょうか?」
『野営で0時は遅いわねぇ……基本的には日が沈んだら寝る時間だからね』
確かに、野営となれば日が沈めばやる事が無くなる。
火の番と魔物への警戒だけ、かな。
その他の人は寝る以外する事がなくなってしまう。
「そうだな、私もこの世界に来て最初こそ戸惑ったが、これには慣れてもらわなければな」
「次に野営なんてあるんでしょうかね?私に」
『無いとは言えないんじゃない?』
「そうでしょうか?」
「この世界は何が起きるか分からないからな、心構えはした方がいい」
「ふむ……分かりました」
もし、また野営するのであれば私は2人と一緒がいい、魔物は怖いからね……
2人がいれば安心出来る、私も戦えたら見張り交代出来るんだけどな……
『さてカオリ、寝れなくても寝袋に入って目をつぶっておきなさい、横になって目をつぶるだけでも疲れは取れるわよ』
「……そうですね、明日に備えて寝る事にします、おやすみなさい」
『ええ、おやすみなさい』
「おやすみカオリ」
私は予備の寝袋を2人から借りているので潜り込む、ソルへのコールをきちんとオフにしておくのも忘れない、寝言とか聞かれたら恥ずかしいからね。
目を閉じて身体を休ませていると、誰かの手が私の頭を撫でてくれている……間違いなくレイナだ。
やはり、眠くならなかったのも恐怖から気を張り続けていたからかもしれない。
撫でる手が、私の恐怖感を取り払って眠気を誘ってくれる。
おやすみなさい、そしてありがとうレイナ、ソル。
2人のお陰で、私は生き残れたよ……
ーーーレイナsideーーー
「すぅ……すぅ……」
「……寝た、か」
『良かったわ、これで寝不足……って事にはならなそうね』
「だな」
安らかな寝息を立てて眠るカオリ。
もし私達があの場に居なかったら、カオリはどうなっていただろうか?考えるだけで恐ろしい。
ウルフ狩りに行こうと私が言っていなければ、今頃カオリは……
『……レイナが考えている事、当ててあげましょうか?』
「うん?」
『私がウルフ狩りのクエストを持ってきていなかったら……だなんて考えてたでしょ?』
「……バレてるか」
さすがソルだな、私の考えてる事なんてお見通しか……
ソルとは付き合いが長いのだが、よく気付くんだよな。
『当たり前じゃない、何年の付き合いだと思ってるの?』
「ふっ、私が転生してきた時、最初に出会ったのがソルだったな」
『そうよ、あれからもう5年になるのねぇ……』
そう、私はここに転生して5年になる。
トリスター王国のとある一角を転生先に指定してくれていて、ここから転生生活が始まった。
その時にトンと肩が当たった相手が、ソルだったんだ。
「だな、ソルが色々助けてくれなかったら、私はどうなっていたか……」
『ふふっ、そうね。まさかこの世界の人じゃないだなんて、びっくりしたわ』
私は転生して来てこの世界の人じゃないんだと、ソルに打ち明けて助けて貰ったんだ。
何故話したかって?私が転生した際もまだミルムの声が脳内で聞こえていて『この子は大丈夫だよ』と教えて貰ったからだ。
その後、ミルムの声は聞こえなくなったが……後に聞いたら転生直後までしか声を届けられないのだと言っていた、それはミルムからの神託で聞いた話だ。
それから毎日ずっとソルと一緒に行動して、戦いが出来るようになってから冒険者になって頑張って来たんだ。
「きっと、この世界の常識についていけずにお尋ね者になっていただろうな」
『どうかしらね?まぁ、あの時のレイナは少し危なっかしかったから、可能性はあったかもね』
「ありがとうソル、助けてくれて」
『いえいえ、きっとカオリも同じ事思っているわよ』
「だといいな、1番最初に出会う人で人生ってのは大きく変わってしまうからな……私はカオリの道標になれただろうか?」
『大丈夫よ、きっとね』
「……だな、それじゃ交代まで少しだけ寝るよ」
『了解、繋ぎっぱでいいわよね?』
「あぁ、暫く解除はしないつもりだ、何かあれば呼んで起こしてくれ」
『了解、おやすみレイナ』
「おやすみ、ソル」
私がソルに助けられたように、カオリは私達が助ける。
カオリがやりたい事を見付けてやり遂げるまで、私達が守ってみせるよ。
「次は魔力探知、かな」
「あ、あぁ……いいぞ」
「魔力探知」
すると、周囲に漂う魔力が薄らと感じられ、レイナと外にいるソルの魔力もハッキリ感じられた。
魔力の量と位置も感覚的に感じる事が出来た。
「レイナさんとソルさんの魔力が分かるようになりました、目を閉じても量と位置がはっきりと分かります」
「ほぅ……(やはり、神から貰ったスキルだからか……?このスキルは魔力がある程度感じられるくらいだと聞いた事あるが、それ以上だな。さっきの完全記憶や透視といい……知られたら誰かに狙われる可能性もあるか、カオリの身をしっかり守ってやらねばならないかもな)」
レイナが何かブツブツと呟いていた。
「……?レイナさん?」
「あぁいや、気にしないでくれ。さぁ続きと行こう」
「分かりました、遠視は今難しいから……次はコール、通信魔法ですね」
「コールか、これを持つ人とPT組んだ事があるが便利だったな、PTの皆に声が届くのは大きい。その魔法を使う際は頭に詠唱が浮かんでくるはずだから、私に触れながらやってみようか」
私はレイナの肩に触れ、通信魔法発動の意識をするも詠唱が浮かんでこない。
「んん……?詠唱が浮かんでこない……」
「……なら、そのままコールと唱えてくれ」
「分かりました、コール!!」
すると、頭の中でコール対象にレイナと名前が浮かんでくる。
そのコールはレイナの名前の他にも空白が4つあるように見える、最大5人と私で繋げられるのかもしれないね。
「発動したみたいです」
「こちらも確認出来た。やはり、さっきのは無詠唱だな」
「無詠唱って……よくチート能力であるような?」
魔法は必ず詠唱を挟む必要があると言う認識だけど、読んでた小説では無詠唱魔法を使う作品も見た事がある……
あまり人前では使わない方がいいかもと思ってしまう。
「そうだな、そう思った方がいい」
「なら、発動する時は正しい詠唱を調べて覚えないと……ですね」
「そうした方が良いだろうな、国に着いて落ち着いてから調べてみようか」
「はい!で、このコールの使い方は……」
「頭の中で私の名前があるだろう?それをイメージで選択して繋ぐんだ、音声のオンオフが出来ると思えばいい」
レイナの名前をイメージして繋ぐイメージをすると……
「これ聞こえますか?」
『「あぁ、聞こえてくるぞ」』
レイナが発した言葉が、耳と頭の中からと二重に聞こえてきた。
「わっ!本当に繋がってる!」
「ふふ、便利だろう?言うならばBluetoothで繋いだイヤホンで通話をしている気分になれるぞ」
「本当ですね!」
一旦レイナへのコールをオフにするが、コール対象として残り続けている。
「これ、発動したらずっと名前が残り続けるんですね」
「あぁ、どちらかが解除しない限り残ったままになる。暫く解除せずに残した方がいい」
「ですね、それならソルさんにも繋がって貰いましょう!」
「そうだな、お互いすぐ連絡取れるようにした方がいいだろう、私とソルにも利点があるしな」
レイナの言う利点とは、魔法発動さえしていれば術者がいない所でレイナとソルが離れて行動していても、2人は常に連絡が取り合えるという事だった。
先程もレイナも言っていたが、連絡がいつでも取り合えるのはデカいらしい。
例えば、はぐれてもすぐに落ち合える、何かあってもすぐに知らせられる、情報共有がいつでも出来る。
聞くだけでこれがどれだけ便利な魔法なのか、私でもよく分かった。
私はテントから出て、ソルにもコールで繋がって欲しいと願い出て承諾してもらったのでテントに戻る。
あと試していないスキルは観察眼だけになったんだけど、これは今使っても意味がないとレイナさんが言うので、眠くなるまで皆で他愛ないお話をする事にした。
今の状況が、私とレイナはソルへのコールをオンにして、ソルは私とレイナへのコールをオンにしている。
こうする事で、私とレイナの会話がちゃんとソルにも届き、ソルの声も私とレイナに届くという状況だ。
暫く他愛ない話をしていたのだけど……
『コールが使えて嬉しいんでしょうけど、寝なくて良いのかしら?』
「すみません、眠くなくて……」
「まぁまぁ、カオリからしたらまだ寝る時間じゃなくて眠くならないのだろう」
こうして、離れたソルとも会話が出来るというのは便利だね。
ホントに電話しているかのような感覚になる。
『向こうの世界では何時に寝ていたの?』
「そうですね、基本的には0時か1時くらいでしょうか?」
『野営で0時は遅いわねぇ……基本的には日が沈んだら寝る時間だからね』
確かに、野営となれば日が沈めばやる事が無くなる。
火の番と魔物への警戒だけ、かな。
その他の人は寝る以外する事がなくなってしまう。
「そうだな、私もこの世界に来て最初こそ戸惑ったが、これには慣れてもらわなければな」
「次に野営なんてあるんでしょうかね?私に」
『無いとは言えないんじゃない?』
「そうでしょうか?」
「この世界は何が起きるか分からないからな、心構えはした方がいい」
「ふむ……分かりました」
もし、また野営するのであれば私は2人と一緒がいい、魔物は怖いからね……
2人がいれば安心出来る、私も戦えたら見張り交代出来るんだけどな……
『さてカオリ、寝れなくても寝袋に入って目をつぶっておきなさい、横になって目をつぶるだけでも疲れは取れるわよ』
「……そうですね、明日に備えて寝る事にします、おやすみなさい」
『ええ、おやすみなさい』
「おやすみカオリ」
私は予備の寝袋を2人から借りているので潜り込む、ソルへのコールをきちんとオフにしておくのも忘れない、寝言とか聞かれたら恥ずかしいからね。
目を閉じて身体を休ませていると、誰かの手が私の頭を撫でてくれている……間違いなくレイナだ。
やはり、眠くならなかったのも恐怖から気を張り続けていたからかもしれない。
撫でる手が、私の恐怖感を取り払って眠気を誘ってくれる。
おやすみなさい、そしてありがとうレイナ、ソル。
2人のお陰で、私は生き残れたよ……
ーーーレイナsideーーー
「すぅ……すぅ……」
「……寝た、か」
『良かったわ、これで寝不足……って事にはならなそうね』
「だな」
安らかな寝息を立てて眠るカオリ。
もし私達があの場に居なかったら、カオリはどうなっていただろうか?考えるだけで恐ろしい。
ウルフ狩りに行こうと私が言っていなければ、今頃カオリは……
『……レイナが考えている事、当ててあげましょうか?』
「うん?」
『私がウルフ狩りのクエストを持ってきていなかったら……だなんて考えてたでしょ?』
「……バレてるか」
さすがソルだな、私の考えてる事なんてお見通しか……
ソルとは付き合いが長いのだが、よく気付くんだよな。
『当たり前じゃない、何年の付き合いだと思ってるの?』
「ふっ、私が転生してきた時、最初に出会ったのがソルだったな」
『そうよ、あれからもう5年になるのねぇ……』
そう、私はここに転生して5年になる。
トリスター王国のとある一角を転生先に指定してくれていて、ここから転生生活が始まった。
その時にトンと肩が当たった相手が、ソルだったんだ。
「だな、ソルが色々助けてくれなかったら、私はどうなっていたか……」
『ふふっ、そうね。まさかこの世界の人じゃないだなんて、びっくりしたわ』
私は転生して来てこの世界の人じゃないんだと、ソルに打ち明けて助けて貰ったんだ。
何故話したかって?私が転生した際もまだミルムの声が脳内で聞こえていて『この子は大丈夫だよ』と教えて貰ったからだ。
その後、ミルムの声は聞こえなくなったが……後に聞いたら転生直後までしか声を届けられないのだと言っていた、それはミルムからの神託で聞いた話だ。
それから毎日ずっとソルと一緒に行動して、戦いが出来るようになってから冒険者になって頑張って来たんだ。
「きっと、この世界の常識についていけずにお尋ね者になっていただろうな」
『どうかしらね?まぁ、あの時のレイナは少し危なっかしかったから、可能性はあったかもね』
「ありがとうソル、助けてくれて」
『いえいえ、きっとカオリも同じ事思っているわよ』
「だといいな、1番最初に出会う人で人生ってのは大きく変わってしまうからな……私はカオリの道標になれただろうか?」
『大丈夫よ、きっとね』
「……だな、それじゃ交代まで少しだけ寝るよ」
『了解、繋ぎっぱでいいわよね?』
「あぁ、暫く解除はしないつもりだ、何かあれば呼んで起こしてくれ」
『了解、おやすみレイナ』
「おやすみ、ソル」
私がソルに助けられたように、カオリは私達が助ける。
カオリがやりたい事を見付けてやり遂げるまで、私達が守ってみせるよ。
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