40 / 44
2章 配達のお仕事と垣間見える闇
38話 暗部隊さん達と仲良くなろう
しおりを挟む
リサ率いる暗部隊さんとのかくれんぼは、見事に私が全員見付け出して終了となった。
リビングに戻ると、リサの変わりにスメラギとユキが台所に立って昼食の準備をしており、リサも台所へ向かった。
私も行こうと思ったんだけど「後は私にお任せを」と言われ、リサはスメラギとユキの2人と交代した。
スメラギとユキは、私とツキミと共にソファーでのんびりする事にしたんだけど、全員忍び衣装である黒装束の服で、スカート?が短くてちょっと下着が見えそうでエロい……でも、全体的に見るとカッコイイ!少し羨ましいな。
リス人族のスメラギに、兎人族のユキ、人族のツキミ。
リサが前に言っていた、忍びは和の里で育った子が暗部隊になっているって事は皆は同じ村の人なんだろうけど、そんなに色んな種族が居るのかな?
「皆さんって同じ村出身なんですか?色んな種族がいるので気になって」
「なるほど、村で育ったのは間違いないのですが、生まれは村だったり違ったりで様々なんですよ?カオリ様」
「そうなんですか?」
「はい、例えばスメラギなんかは、村外から来た孤児ですから」
「ですねー、私の両親は若くして病気で亡くなってしまいまして、まだ小さかった私は、近くにあった和の里にある孤児院に引き取ってもらったんですよ」
「なるほど、両親が……ごめんなさい」
「いえ、気にしないでいいです!私はここが気に入ってますから、寂しくなんて全然ないです!」
「そっか、ならよかったです。すみません、あと村と里の違いが分かりにくいのですが……」
「あぁ、ならまずその説明からいきますね。里と言っても同じ村なのです、その村の中の一部が和の里と呼ばれるという珍しい仕組みで、和の里が暗部隊のような忍びに関する所なのですよ。なので村でも間違いではないですが、忍びが絡むなら厳密には里なんです。育った場所自体は村なので、言い分けているのですよ。リサ隊長は和の里生まれで根っから忍びの家系だったので、多少里意識が高いかと」
なるほど、本当は1つの村なのだけど、忍びに関する事や場所は里と呼んでいると。
やっぱり暗殺とかが絡むから、村に迷惑かけないように……的な理由があるのかな?
「そうだったんですね!なるほど、理解出来ました」
「良かったです。それで和の里に孤児院があるんですが、実はこれにも理由があるのです」
「理由?」
「はい、将来暗部隊になる子達の引き取りと育成の為です」
「孤児院が、いわゆる忍びの為の学校って訳ですか?」
「学校?」
「あぁすみません、学びの場所って事で良いですか?前世ではそういう子供の学びの場所を学校と呼んだので、つい」
「あぁなるほど、それならばカオリ様のいう学校と思って頂いていいと思います、こちらでの正式な学びの場は学院ですね」
「この世界にも、学びの為の学校があるんですね」
「はい、魔法学院だったり、騎士育成用の騎士学院があったりしますね。ちなみに王都トリスタのすぐ近くにある隣町キャンデに、騎士学院と魔法学院もありますよ!」
「そうなんですか!」
騎士学院に魔法学院!気になるなぁ……
「ねー副隊長にカオリ様ー、暇ですよぉ」
「何です?シゴかれたいんですか?スメラギ、今なら双剣姫2人居ますので最高の修行出来ますよ?」
「んー?やるー?」
「かかってこーい!」
梅香ちゃんも桜ちゃんもやる気だ、多分2人も暇だったんだろうね……
「ひぃ!!それは嫌ですぅぅぅぅ!!折角カオリ様が居るんですから、楽しい話題で話しましょうよぉぉ!」
「スメラギ、我慢ですよぉ……カオリ様に、暗部隊を知って頂くいい機会なんですからぁ……」
「でもでもおぉぉぉ!よっぽどの事がない限り接触しないように言われてたカオリ様と、ようやくお話出来るんですよ!?もっと楽しくしたいですよおぉぉぉ!」
「我儘言ってはいけませんよぉ、スメラギ」
「だってぇぇぇ!!」
スメラギがじたばたと駄々をこねている、可愛いけど、こんな子が暗殺だって必要ならする子なんだよね……今の私よりは年上っぽいけど、まだ10代だと思う。
この世界の子供は強いなぁ……あ、梅香ちゃんと桜ちゃんは例外ね。
まぁ確かに、暗部隊の事を知れるのは嬉しいけど、楽しくお喋りしたい気持ちも分かる……ならば。
「なら、今日のお昼から私と遊ぶのが任務です!この世界の遊びや忍術で、私を楽しませてください!」
そう言うと、スメラギの目がキラーンと星型に光る。
「やったぁぁぁぁぁぁ!何でもやりますよおぉぉぉ!」
「え、えぇ……副隊長さん、よろしいのですかぁ……?」
「はぁ……まぁ、カオリ様のご希望です、リサ隊長も多分許してくれるでしょう……先程はカオリ様も大変でしたから、優先にしましょうか」
「いえぇぇぇい!遊びますよおぉぉぉ!」
「スメラギはもうちょっと抑えなさい!!」
「ぶえっ!?うおぁぁぁぁぁ!頭が割れるぅぅぅぅぅ!」
スメラギの脳天にツキミのチョップが炸裂、痛みで床を転げ回る。
「はぁ……元気がありすぎですね。双剣姫のお二方、良ければスメラギを昼食の時間までシゴいて上げてくださいませ」
「いいのー?」
「わーい!」
「「遊んであーげるっ!!」」
梅香ちゃんがスメラギの首根っこ付近の服を掴んで引きずっていく……
「グエッ!ギャァァァァァァァァァ!お助けぇぇぇぇぇ!カオリ様ァァァァァァァァ!!」
「……頑張ってね♪」
私はグッと親指を上げて微笑んだ。
「イヤァァァァァァ!爽やかな笑顔でグッジョブしないでぇぇぇぇぇぇ!!のんびり時間カムバァァァァァァァァック!!」
騒がしいまま、スメラギは梅香ちゃんに連れ去られてしまった、生きて帰って……くるかなぁあれ。
まぁ、大丈夫だと信じよう、うん!
「やっと静かになりましたぁ……」
「スメラギさんって、いつもあんな感じなんですか?」
「わ、私に対しては敬語じゃなくて大丈夫ですぅ……私、12歳なのでぇ」
「分かった、じゃあ普通に喋らせてもらうね」
「はいですぅ!そうですねぇ……スメラギさんは隊のムードメーカーと言いますか、お騒がせ担当と言いますか……確かに、いつもあんな感じですぅ」
「まぁ暗部隊と言えど、明るい空気も……必要だね」
「そうですねぇ、やる事は真っ黒な事ばかりですのでぇ。でも真剣な時はキチッとしてくれますから、ちゃんとONOFFは出来ますし、普段は場を弁えてくれてはいますぅ……今日は、余程カオリ様とお話出来るのが嬉しかったみたいですねぇ」
「まぁ、そう言ってくれるだけ嬉しいかな、仲良くなりたいって思ってたし」
「他の隊達も、みんなカオリ様や炎風のお二方をお慕いしてますから、仲良くしてあげてくださいぃ」
「ありがとうね」
私は、またユキの頭を撫でた。
「あぅあぅ、また撫でられたのですぅ」
と言いながらも、避けたりせず気持ちよさそうにしている。
長い耳がゆらゆらと動き、リラックスしている風に見える。
少しばかり撫でさせてもらいつつ、ツキミとユキと私でのんびりと世間話をした。
私の世界の事や、この世界の事、そして暗部隊さんの昔話を聞かせてもらい、有意義な時間を過ごす。
暫くすると、ご飯が出来たとリサから聞いて、私が表にいる梅香ちゃんと桜ちゃんを呼んだ後、死にかけてぴくぴくしているスメラギを、力持ちスキルで片脇で抱えて室内に放り込む。
さて、みんなでご飯食べ……
「……え」
ふと窓を見ると、外で監視任務している3名の内1人が、ひっくり返った状態で窓の上からひょこっと顔を出して、ご飯を見ながら涎を垂らしているのが見えた。
涎を頭の方に垂らす人なんて初めて見たよ、うん。
てか、窓の上からひっくり返った状態で顔が見えてるって事は……壁に張り付いてるの?え、凄くない?
「ナギ!はしたないですよ!」
ツキミが窓に詰め寄り怒っている。
「お腹……空いた」
「この後、交代してご飯に行かせてあげますから、もう少し我慢してください」
「むー……」
膨れっ面が可愛い、あの子も私に近い年齢っぽいなぁ……きっと食べ盛りだね、仕方ない。
「まぁ待ってください、ツキミさん」
「カオリ様?」
私は骨付き肉を1つ取り、ナギに差し出す。
「はい、これで昼食の時間まで頑張ってね」
「!」
本当にご飯くれるとは思っていなかったのかびっくりされたが、受け取ってくれた。
「ありがと、がんばる」
そう言って、ナギは顔を引っ込めて行った。
「カオリ様、甘やかしちゃダメですよ……リサ隊長、しっかり教育しておきますから!」
「……ふふっ」
ふとリサが笑いだして、周りが和やかな雰囲気へと変わる。
「あの、どうされました?リサ隊長」
「いえ、カオリ様がこの家に来られてから、だいぶと家内の雰囲気が変わったと思っただけです」
「隊長……」
「暗部隊に対して自体は今まで通り厳しくいきますが、カオリ様が許す日くらいは、こうした時間も良いのではと思ってしまいます」
「……ですね」
暗部隊の仕事は、常に気を張り、悪に悪をぶつけるような事ばかりです。
だから、今の時間くらいは……みんな今みたいな和やかな時間、そして笑顔で居られる時間を、過ごして欲しい。
そう思う……私であった。
リビングに戻ると、リサの変わりにスメラギとユキが台所に立って昼食の準備をしており、リサも台所へ向かった。
私も行こうと思ったんだけど「後は私にお任せを」と言われ、リサはスメラギとユキの2人と交代した。
スメラギとユキは、私とツキミと共にソファーでのんびりする事にしたんだけど、全員忍び衣装である黒装束の服で、スカート?が短くてちょっと下着が見えそうでエロい……でも、全体的に見るとカッコイイ!少し羨ましいな。
リス人族のスメラギに、兎人族のユキ、人族のツキミ。
リサが前に言っていた、忍びは和の里で育った子が暗部隊になっているって事は皆は同じ村の人なんだろうけど、そんなに色んな種族が居るのかな?
「皆さんって同じ村出身なんですか?色んな種族がいるので気になって」
「なるほど、村で育ったのは間違いないのですが、生まれは村だったり違ったりで様々なんですよ?カオリ様」
「そうなんですか?」
「はい、例えばスメラギなんかは、村外から来た孤児ですから」
「ですねー、私の両親は若くして病気で亡くなってしまいまして、まだ小さかった私は、近くにあった和の里にある孤児院に引き取ってもらったんですよ」
「なるほど、両親が……ごめんなさい」
「いえ、気にしないでいいです!私はここが気に入ってますから、寂しくなんて全然ないです!」
「そっか、ならよかったです。すみません、あと村と里の違いが分かりにくいのですが……」
「あぁ、ならまずその説明からいきますね。里と言っても同じ村なのです、その村の中の一部が和の里と呼ばれるという珍しい仕組みで、和の里が暗部隊のような忍びに関する所なのですよ。なので村でも間違いではないですが、忍びが絡むなら厳密には里なんです。育った場所自体は村なので、言い分けているのですよ。リサ隊長は和の里生まれで根っから忍びの家系だったので、多少里意識が高いかと」
なるほど、本当は1つの村なのだけど、忍びに関する事や場所は里と呼んでいると。
やっぱり暗殺とかが絡むから、村に迷惑かけないように……的な理由があるのかな?
「そうだったんですね!なるほど、理解出来ました」
「良かったです。それで和の里に孤児院があるんですが、実はこれにも理由があるのです」
「理由?」
「はい、将来暗部隊になる子達の引き取りと育成の為です」
「孤児院が、いわゆる忍びの為の学校って訳ですか?」
「学校?」
「あぁすみません、学びの場所って事で良いですか?前世ではそういう子供の学びの場所を学校と呼んだので、つい」
「あぁなるほど、それならばカオリ様のいう学校と思って頂いていいと思います、こちらでの正式な学びの場は学院ですね」
「この世界にも、学びの為の学校があるんですね」
「はい、魔法学院だったり、騎士育成用の騎士学院があったりしますね。ちなみに王都トリスタのすぐ近くにある隣町キャンデに、騎士学院と魔法学院もありますよ!」
「そうなんですか!」
騎士学院に魔法学院!気になるなぁ……
「ねー副隊長にカオリ様ー、暇ですよぉ」
「何です?シゴかれたいんですか?スメラギ、今なら双剣姫2人居ますので最高の修行出来ますよ?」
「んー?やるー?」
「かかってこーい!」
梅香ちゃんも桜ちゃんもやる気だ、多分2人も暇だったんだろうね……
「ひぃ!!それは嫌ですぅぅぅぅ!!折角カオリ様が居るんですから、楽しい話題で話しましょうよぉぉ!」
「スメラギ、我慢ですよぉ……カオリ様に、暗部隊を知って頂くいい機会なんですからぁ……」
「でもでもおぉぉぉ!よっぽどの事がない限り接触しないように言われてたカオリ様と、ようやくお話出来るんですよ!?もっと楽しくしたいですよおぉぉぉ!」
「我儘言ってはいけませんよぉ、スメラギ」
「だってぇぇぇ!!」
スメラギがじたばたと駄々をこねている、可愛いけど、こんな子が暗殺だって必要ならする子なんだよね……今の私よりは年上っぽいけど、まだ10代だと思う。
この世界の子供は強いなぁ……あ、梅香ちゃんと桜ちゃんは例外ね。
まぁ確かに、暗部隊の事を知れるのは嬉しいけど、楽しくお喋りしたい気持ちも分かる……ならば。
「なら、今日のお昼から私と遊ぶのが任務です!この世界の遊びや忍術で、私を楽しませてください!」
そう言うと、スメラギの目がキラーンと星型に光る。
「やったぁぁぁぁぁぁ!何でもやりますよおぉぉぉ!」
「え、えぇ……副隊長さん、よろしいのですかぁ……?」
「はぁ……まぁ、カオリ様のご希望です、リサ隊長も多分許してくれるでしょう……先程はカオリ様も大変でしたから、優先にしましょうか」
「いえぇぇぇい!遊びますよおぉぉぉ!」
「スメラギはもうちょっと抑えなさい!!」
「ぶえっ!?うおぁぁぁぁぁ!頭が割れるぅぅぅぅぅ!」
スメラギの脳天にツキミのチョップが炸裂、痛みで床を転げ回る。
「はぁ……元気がありすぎですね。双剣姫のお二方、良ければスメラギを昼食の時間までシゴいて上げてくださいませ」
「いいのー?」
「わーい!」
「「遊んであーげるっ!!」」
梅香ちゃんがスメラギの首根っこ付近の服を掴んで引きずっていく……
「グエッ!ギャァァァァァァァァァ!お助けぇぇぇぇぇ!カオリ様ァァァァァァァァ!!」
「……頑張ってね♪」
私はグッと親指を上げて微笑んだ。
「イヤァァァァァァ!爽やかな笑顔でグッジョブしないでぇぇぇぇぇぇ!!のんびり時間カムバァァァァァァァァック!!」
騒がしいまま、スメラギは梅香ちゃんに連れ去られてしまった、生きて帰って……くるかなぁあれ。
まぁ、大丈夫だと信じよう、うん!
「やっと静かになりましたぁ……」
「スメラギさんって、いつもあんな感じなんですか?」
「わ、私に対しては敬語じゃなくて大丈夫ですぅ……私、12歳なのでぇ」
「分かった、じゃあ普通に喋らせてもらうね」
「はいですぅ!そうですねぇ……スメラギさんは隊のムードメーカーと言いますか、お騒がせ担当と言いますか……確かに、いつもあんな感じですぅ」
「まぁ暗部隊と言えど、明るい空気も……必要だね」
「そうですねぇ、やる事は真っ黒な事ばかりですのでぇ。でも真剣な時はキチッとしてくれますから、ちゃんとONOFFは出来ますし、普段は場を弁えてくれてはいますぅ……今日は、余程カオリ様とお話出来るのが嬉しかったみたいですねぇ」
「まぁ、そう言ってくれるだけ嬉しいかな、仲良くなりたいって思ってたし」
「他の隊達も、みんなカオリ様や炎風のお二方をお慕いしてますから、仲良くしてあげてくださいぃ」
「ありがとうね」
私は、またユキの頭を撫でた。
「あぅあぅ、また撫でられたのですぅ」
と言いながらも、避けたりせず気持ちよさそうにしている。
長い耳がゆらゆらと動き、リラックスしている風に見える。
少しばかり撫でさせてもらいつつ、ツキミとユキと私でのんびりと世間話をした。
私の世界の事や、この世界の事、そして暗部隊さんの昔話を聞かせてもらい、有意義な時間を過ごす。
暫くすると、ご飯が出来たとリサから聞いて、私が表にいる梅香ちゃんと桜ちゃんを呼んだ後、死にかけてぴくぴくしているスメラギを、力持ちスキルで片脇で抱えて室内に放り込む。
さて、みんなでご飯食べ……
「……え」
ふと窓を見ると、外で監視任務している3名の内1人が、ひっくり返った状態で窓の上からひょこっと顔を出して、ご飯を見ながら涎を垂らしているのが見えた。
涎を頭の方に垂らす人なんて初めて見たよ、うん。
てか、窓の上からひっくり返った状態で顔が見えてるって事は……壁に張り付いてるの?え、凄くない?
「ナギ!はしたないですよ!」
ツキミが窓に詰め寄り怒っている。
「お腹……空いた」
「この後、交代してご飯に行かせてあげますから、もう少し我慢してください」
「むー……」
膨れっ面が可愛い、あの子も私に近い年齢っぽいなぁ……きっと食べ盛りだね、仕方ない。
「まぁ待ってください、ツキミさん」
「カオリ様?」
私は骨付き肉を1つ取り、ナギに差し出す。
「はい、これで昼食の時間まで頑張ってね」
「!」
本当にご飯くれるとは思っていなかったのかびっくりされたが、受け取ってくれた。
「ありがと、がんばる」
そう言って、ナギは顔を引っ込めて行った。
「カオリ様、甘やかしちゃダメですよ……リサ隊長、しっかり教育しておきますから!」
「……ふふっ」
ふとリサが笑いだして、周りが和やかな雰囲気へと変わる。
「あの、どうされました?リサ隊長」
「いえ、カオリ様がこの家に来られてから、だいぶと家内の雰囲気が変わったと思っただけです」
「隊長……」
「暗部隊に対して自体は今まで通り厳しくいきますが、カオリ様が許す日くらいは、こうした時間も良いのではと思ってしまいます」
「……ですね」
暗部隊の仕事は、常に気を張り、悪に悪をぶつけるような事ばかりです。
だから、今の時間くらいは……みんな今みたいな和やかな時間、そして笑顔で居られる時間を、過ごして欲しい。
そう思う……私であった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
傾国の魔女が死んだら、なぜか可愛いお姫様に転生していた。
夜のトラフグ
恋愛
ーー帝国の人々を五百年間、震え上がらさせた魔女が討たれた。その吉報が国中に届いたとき、時を同じくして、城にそれは可愛いお姫様が生まれていた。
誰も知らない。そのお姫様が、討たれた魔女の生まれ変わりであることを。
魔女の生まれ変わりと周囲の心温まる交流物語。を目指します。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる