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プロローグ

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俺境智一(さかいともかず)は少しやれば出来る程度の人間だった、可もなく不可もない出来ればそんな人生を送りたかった、ただそれだけだった。

俺は学校帰りだった信号を渡っていると変な音が聞こえた。

ブレーキの音だった。

「あぁ…」

目の前まで来たトラックが最後の光景だった。

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目が覚めると何もない白い空間にいた、とても懐かしいそんな感じがした。

『目が覚めたか?』

気がついたら目の前におじいさんが立っていた、服装は白いローブにヘンテコな杖を持っている。

『神様みたい…か?』

俺が思った事を言われてしまった。

『儂は神ではない、かと言って悪魔でもない』

では何者なのかそれが気になった

『儂は何でもない、しかし存在する曖昧な存在だ』

何故そんな存在が俺の目の前にいる?

『それは儂も分からん儂の空間にお主が居ただから声をかけたそれだけだ』

それだけ…か

『お主名は何と言う』

「境…智一だ」

『境智一よそなたは何を望む?』

いきなりの質問に意味が分からなかった

『此処に来たと言う事は何かしら使命が在るのだろう、お主はそこで何を望む?』

「(俺は普通だっただったら願っても良いよな)異世界で俺TUEEEEEEをしたいです」

『自分に正直か…まぁ良いか、さてステータスを決めるが良い』

頭が痛い脳が焼ける痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い…

痛みが収まるとステータスが表示されていた

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