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一章 邂逅編
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「すごいの作ったね~」
芹沢の隣に、くせ毛に黒ぶち眼鏡の男がどこからともなく現れた。のんびりと話す様は、この空間においてはどこか異質だ。
「……勝手に入ってくるな、二ノ宮」
眉間を寄せ言う芹沢に、二ノ宮は笑う。
「だって、珍しく七緒君が何かやってるみたいだったから気になっちゃって」
子供っぽい仕草で興味深そうに周りを見渡す男を芹沢は一瞥して、視線を元に戻す。視線の先には、無人の街を走る三人の術者だ。野良犬やカラスや死霊に襲われ這う這うの体だ。
「これ、考えて作ったの七緒君じゃないでしょ。今までと全然違う」
二ノ宮はしゃがみ込み、足元のコンクリートを触る。
「手触りもまるで現実みたいだ。こんな形式作っちゃうなんてどんな人?」
「お前には関係ない」
二ノ宮は立ち上がると、近くのベンチに座る。
この場所は病院と思われる建物の屋上だが、その屋上に設置されているベンチの上には屋根があり、ベンチは雨で濡れていない。そんなところまで現実のように再現されている所に、二ノ宮は感心しながら聞く。
「佐保ちゃん、だっけ?」
「何の話だ」
「協会の監視対象者の町中佐保を芹沢家に入れるなんて通達があったと思ったら、七緒君が見た事もない形式を操作してるでしょ。だから作ったのはタイミング的に彼女だと思っただけ」
「……何か問題があるか?」
「無いよ。ただ、婚約者にするなんて待遇、特別扱いすぎると思って。まあ形式見て納得したよ。すごい術者だったんだね」
そう言って空を仰ぐ。
鈍色の空に冷たい雨。時折雷の音がする。眼下に広がる町は、どこまでも現実そのものだ。現実と違う部分は人がいないくらいだ。生活音がしないせいで不気味な静寂が支配している。
「……言っておくが彼女は術者じゃない。だから協会にも登録はしない」
「術者じゃない?」
「ああ。だから耐性も無い」
「耐性が無い?」
聞いた事が信じられないように、二ノ宮は目を見開く。
「それじゃあまるで普通の人間みたいじゃないかーーーこんなもの作れるなんて、まるで神様みたいなのに」
「彼女が一から作ったわけじゃない。元からこういったものがあると」
言ってから、喋りすぎたと芹沢は口を結ぶ。
「こんな悪夢みたいな場所を知ってる? ……それで普通でいれるわけ? 不思議だね」
「お前には関係ない」
「関係? あるよ? 俺も協会の幹部だよ。ねえ七緒君、俺ぜひ佐保ちゃんとお話したいなあ」
「会わせる予定はない」
「ただ会わせて欲しいって言ってるわけじゃないよ。こんなに能力があるなら、彼女は俺にくれない? 俺にこそふさわしいと思わない? まだ婚約の段階なら間に合うよね?」
子供のように目をきらめかせて問う二ノ宮に、芹沢は言う。
「……佐保に指一本でも触れてみろ。殺すぞ」
「ーーーそれが答えか」
二ノ宮は小さく笑った。
「……あーあ、残念。七緒君につがいだなんて、考えもしなかったな」
深いため息をついた二ノ宮は芹沢を見て言った。
「君は俺みたいに、ずっと灰色の世界で生きるもんだと思ってたのに」
神様と言われた事はあった。
もちろん本物の神様という意味ではなく、賛辞のひとつだ。
前世では作家だった。
ゲームのシナリオや小説などを書いて生計を立てていた。
自分が自分の書いた小説の中にいると気が付いたのは、歳の離れた妹が生まれた時だった。
妹の名前を聞いて前世を思い出し、けれど篤は自分はその小説の中には存在しない人物なのだと気づいた。町中篤なんて登場人物は作っていない。
だから、多分自分は何か混乱しているのだと思った。前世なんていうのも気のせいだと。
妹は可愛かった。
整った容姿はさながら人形のようだったが、性格はざっくり適当で面倒くさがりで、そのアンバランスさが面白かった。
そのくせ、お化けや幽霊話が苦手で、その手の話を聞くと具合が悪くなるくらい繊細だ。
前世など勘違いだーーーそう考えていても自分の作品は自分の子供同然と思う気持ちまでは忘れられず、なかなか割り切れなかった。
GPSはやり過ぎだと言われても、万が一この世界が小説の世界なら、念には念を入れておきたかった。守護の延長に佐保を入れたのは、けして円乗寺に関わりのある者だからではない。妹が町中佐保であるならば、もし彼らと出会うなら、多少でも身を守る手段があればいいと思ったのだ。
気分は完全に親ーーーいや、親以上だった。
甘やかして飾りつけて連れ回して、挙句に妹には塩対応される日常だった。
まあ、それはそれでいいかと思っていた。
ーーー芹沢七緒が現れるまでは。
金曜日の夜に電話をしてきたのは芹沢の部下の女性だった。芹沢七緒の名を聞いたとたん、やはりここは自分が書いた小説の世界だったのだと確信した。
だが少なくとも自分は芹沢七緒と町中佐保の二人が出会うような話は書いていない。
一体どういう事かと芹沢の事務所に行って、芹沢の秘書に話を聞いてみたが、知らないところで篤が首を傾げる事ばかり起きていた。
自分以外の意思が働いているのか、それとも場外乱闘的な話になっているのかーーー思わず作家だった頃の癖で考えこんでいると、部屋に入ってきた妹は篤の顔を見てビクついて少し離れた席に逃げられた。どうやら怖がられたようだ。
妹は見たことのない服を着ていた。デザイン的には似合っているが、篤がイメージする町中佐保とは違いムッとする。
つい洋服を買い与えていた時の癖で、服に文句をつけそうに……いや、気が付いた時にはすでに文句を言っていた。不可抗力だ。
やはり他人には任せられない。妹をプロデュースするのは自分しかいない、などと篤が考えていると芹沢七緒が現れた。
芹沢と名乗った男は妹と同じ会社の“一賀”という人間だったので少し驚く。
……そんな設定は小説にはなかったが、そのあたりはどうでも良かった。
実は主役と準主役以外の身分設定はざっくりとしか決めてなかったので、篤はどこまで考えていたのか覚えていないのだ。
もしかしたら術者の二重生活などを考えてそういう設定にしていたかもしれないので、ありえる範囲だった。
現れた芹沢七緒はなぜか眼鏡こそかけていなかったが、小憎たらしいところは篤が考えていた通りだった。
担当編集が、芹沢に限らず登場人物は全員イケメンにした方がいいと言うからイケメン設定にしたが、顔が良くて仕事も出来るという芹沢の設定は、はっきり言って不必要なスペックだったと今は思う。妹が惚れたらどうする。
そう思って妹を見ると、篤や芹沢をよそに嵯峨野を心配そうに見ていた。あれは事態をまったく把握してないのだろう。脱力しそうになった。
しかし篤は妹にそういった眼差しで見られた事はない。もちろん妹の前であんな風に青くなった事がないからだが。羨ましくて不愉快だったので、思わず嵯峨野を睨みつけてしまったくらいだ。
妹と仮の婚約で保護をすると言い出す芹沢側の意図は、本当は分かっていた。
妹と芹沢から同じ香りがしていたから。
先週の金曜日から妹から香る柑橘系の香りは、今週エレベーターで会った“一賀”という男からしていた香りと同じだった。まさかとは思ったが、相手が芹沢なら納得だ。
小説には書かなかった裏設定。つがいの設定。
話を追うのに手一杯で術者の恋愛話までは書けなかったが、一応用意はしていたのだ。そんな設定の恋愛話を書こうとして。
ーーーそれにしても、もっとつがい設定を辛く設定すべきだった。
例えば兄に土下座しないとつがいになれないとか。
そんな風に思うくらいに、芹沢七緒はまったくもって可愛げがない男だった。円乗寺篤への対策も抜かりない。よくもまあ、色々手を回したものだ。
ただ芹沢にしても、篤の作品のひとつ。一応子供のようなものだ。
篤が思ってもいない手段で妹を手に入れようとしているのが少し面白くて、彼の提案に乗ってあげることにした。
それに妹が監視されているのは事実らしい。それについては篤は無力だ。なぜなら、円乗寺篤はあくまで普通の人間なのだから。
芹沢ならば、おそらく対処出来るだろうという確信はあった。
面倒で凶悪な準主役を押さえ込めるように芹沢を作ったのだ。
そもそも性格に多少難があるのも、まともだったら準主役に対応出来ないからだ。
(…………しまった、佐保が鬼畜変態野郎のつがいになるのか……?)
今更そんな事に気付いてしまい、若干の後悔が押し寄せる。
芹沢が妹を好きなのは間違いない。香りを付ける行為そのものが、好きな相手にする本能に近い行動なのだから。
だが妹の方はどうなのだろう。香りを付ける事を許しているなら、思い合っているという事だろうか? ……芹沢なら口八丁手八丁で騙して香りの一つや二つ付けそうだ。いや、あの妹の様子だとその可能性の方が高そうだ。
だがーーーと篤は思い直す。
妹が芹沢を好きかどうかは関係無い。
芹沢がつがいだから妹を守るというなら、それでいい。
どこかの馬の骨や何の力もないただの男に佐保を盗られるよりは、芹沢七緒の手許にいる方が、まだずっと安全でマシだ。
(ひとまず、芹沢君のお手並み拝見といったところかなーーー)
篤は小さなため息をひとつついて、タバコの煙を吐き出した。
芹沢の隣に、くせ毛に黒ぶち眼鏡の男がどこからともなく現れた。のんびりと話す様は、この空間においてはどこか異質だ。
「……勝手に入ってくるな、二ノ宮」
眉間を寄せ言う芹沢に、二ノ宮は笑う。
「だって、珍しく七緒君が何かやってるみたいだったから気になっちゃって」
子供っぽい仕草で興味深そうに周りを見渡す男を芹沢は一瞥して、視線を元に戻す。視線の先には、無人の街を走る三人の術者だ。野良犬やカラスや死霊に襲われ這う這うの体だ。
「これ、考えて作ったの七緒君じゃないでしょ。今までと全然違う」
二ノ宮はしゃがみ込み、足元のコンクリートを触る。
「手触りもまるで現実みたいだ。こんな形式作っちゃうなんてどんな人?」
「お前には関係ない」
二ノ宮は立ち上がると、近くのベンチに座る。
この場所は病院と思われる建物の屋上だが、その屋上に設置されているベンチの上には屋根があり、ベンチは雨で濡れていない。そんなところまで現実のように再現されている所に、二ノ宮は感心しながら聞く。
「佐保ちゃん、だっけ?」
「何の話だ」
「協会の監視対象者の町中佐保を芹沢家に入れるなんて通達があったと思ったら、七緒君が見た事もない形式を操作してるでしょ。だから作ったのはタイミング的に彼女だと思っただけ」
「……何か問題があるか?」
「無いよ。ただ、婚約者にするなんて待遇、特別扱いすぎると思って。まあ形式見て納得したよ。すごい術者だったんだね」
そう言って空を仰ぐ。
鈍色の空に冷たい雨。時折雷の音がする。眼下に広がる町は、どこまでも現実そのものだ。現実と違う部分は人がいないくらいだ。生活音がしないせいで不気味な静寂が支配している。
「……言っておくが彼女は術者じゃない。だから協会にも登録はしない」
「術者じゃない?」
「ああ。だから耐性も無い」
「耐性が無い?」
聞いた事が信じられないように、二ノ宮は目を見開く。
「それじゃあまるで普通の人間みたいじゃないかーーーこんなもの作れるなんて、まるで神様みたいなのに」
「彼女が一から作ったわけじゃない。元からこういったものがあると」
言ってから、喋りすぎたと芹沢は口を結ぶ。
「こんな悪夢みたいな場所を知ってる? ……それで普通でいれるわけ? 不思議だね」
「お前には関係ない」
「関係? あるよ? 俺も協会の幹部だよ。ねえ七緒君、俺ぜひ佐保ちゃんとお話したいなあ」
「会わせる予定はない」
「ただ会わせて欲しいって言ってるわけじゃないよ。こんなに能力があるなら、彼女は俺にくれない? 俺にこそふさわしいと思わない? まだ婚約の段階なら間に合うよね?」
子供のように目をきらめかせて問う二ノ宮に、芹沢は言う。
「……佐保に指一本でも触れてみろ。殺すぞ」
「ーーーそれが答えか」
二ノ宮は小さく笑った。
「……あーあ、残念。七緒君につがいだなんて、考えもしなかったな」
深いため息をついた二ノ宮は芹沢を見て言った。
「君は俺みたいに、ずっと灰色の世界で生きるもんだと思ってたのに」
神様と言われた事はあった。
もちろん本物の神様という意味ではなく、賛辞のひとつだ。
前世では作家だった。
ゲームのシナリオや小説などを書いて生計を立てていた。
自分が自分の書いた小説の中にいると気が付いたのは、歳の離れた妹が生まれた時だった。
妹の名前を聞いて前世を思い出し、けれど篤は自分はその小説の中には存在しない人物なのだと気づいた。町中篤なんて登場人物は作っていない。
だから、多分自分は何か混乱しているのだと思った。前世なんていうのも気のせいだと。
妹は可愛かった。
整った容姿はさながら人形のようだったが、性格はざっくり適当で面倒くさがりで、そのアンバランスさが面白かった。
そのくせ、お化けや幽霊話が苦手で、その手の話を聞くと具合が悪くなるくらい繊細だ。
前世など勘違いだーーーそう考えていても自分の作品は自分の子供同然と思う気持ちまでは忘れられず、なかなか割り切れなかった。
GPSはやり過ぎだと言われても、万が一この世界が小説の世界なら、念には念を入れておきたかった。守護の延長に佐保を入れたのは、けして円乗寺に関わりのある者だからではない。妹が町中佐保であるならば、もし彼らと出会うなら、多少でも身を守る手段があればいいと思ったのだ。
気分は完全に親ーーーいや、親以上だった。
甘やかして飾りつけて連れ回して、挙句に妹には塩対応される日常だった。
まあ、それはそれでいいかと思っていた。
ーーー芹沢七緒が現れるまでは。
金曜日の夜に電話をしてきたのは芹沢の部下の女性だった。芹沢七緒の名を聞いたとたん、やはりここは自分が書いた小説の世界だったのだと確信した。
だが少なくとも自分は芹沢七緒と町中佐保の二人が出会うような話は書いていない。
一体どういう事かと芹沢の事務所に行って、芹沢の秘書に話を聞いてみたが、知らないところで篤が首を傾げる事ばかり起きていた。
自分以外の意思が働いているのか、それとも場外乱闘的な話になっているのかーーー思わず作家だった頃の癖で考えこんでいると、部屋に入ってきた妹は篤の顔を見てビクついて少し離れた席に逃げられた。どうやら怖がられたようだ。
妹は見たことのない服を着ていた。デザイン的には似合っているが、篤がイメージする町中佐保とは違いムッとする。
つい洋服を買い与えていた時の癖で、服に文句をつけそうに……いや、気が付いた時にはすでに文句を言っていた。不可抗力だ。
やはり他人には任せられない。妹をプロデュースするのは自分しかいない、などと篤が考えていると芹沢七緒が現れた。
芹沢と名乗った男は妹と同じ会社の“一賀”という人間だったので少し驚く。
……そんな設定は小説にはなかったが、そのあたりはどうでも良かった。
実は主役と準主役以外の身分設定はざっくりとしか決めてなかったので、篤はどこまで考えていたのか覚えていないのだ。
もしかしたら術者の二重生活などを考えてそういう設定にしていたかもしれないので、ありえる範囲だった。
現れた芹沢七緒はなぜか眼鏡こそかけていなかったが、小憎たらしいところは篤が考えていた通りだった。
担当編集が、芹沢に限らず登場人物は全員イケメンにした方がいいと言うからイケメン設定にしたが、顔が良くて仕事も出来るという芹沢の設定は、はっきり言って不必要なスペックだったと今は思う。妹が惚れたらどうする。
そう思って妹を見ると、篤や芹沢をよそに嵯峨野を心配そうに見ていた。あれは事態をまったく把握してないのだろう。脱力しそうになった。
しかし篤は妹にそういった眼差しで見られた事はない。もちろん妹の前であんな風に青くなった事がないからだが。羨ましくて不愉快だったので、思わず嵯峨野を睨みつけてしまったくらいだ。
妹と仮の婚約で保護をすると言い出す芹沢側の意図は、本当は分かっていた。
妹と芹沢から同じ香りがしていたから。
先週の金曜日から妹から香る柑橘系の香りは、今週エレベーターで会った“一賀”という男からしていた香りと同じだった。まさかとは思ったが、相手が芹沢なら納得だ。
小説には書かなかった裏設定。つがいの設定。
話を追うのに手一杯で術者の恋愛話までは書けなかったが、一応用意はしていたのだ。そんな設定の恋愛話を書こうとして。
ーーーそれにしても、もっとつがい設定を辛く設定すべきだった。
例えば兄に土下座しないとつがいになれないとか。
そんな風に思うくらいに、芹沢七緒はまったくもって可愛げがない男だった。円乗寺篤への対策も抜かりない。よくもまあ、色々手を回したものだ。
ただ芹沢にしても、篤の作品のひとつ。一応子供のようなものだ。
篤が思ってもいない手段で妹を手に入れようとしているのが少し面白くて、彼の提案に乗ってあげることにした。
それに妹が監視されているのは事実らしい。それについては篤は無力だ。なぜなら、円乗寺篤はあくまで普通の人間なのだから。
芹沢ならば、おそらく対処出来るだろうという確信はあった。
面倒で凶悪な準主役を押さえ込めるように芹沢を作ったのだ。
そもそも性格に多少難があるのも、まともだったら準主役に対応出来ないからだ。
(…………しまった、佐保が鬼畜変態野郎のつがいになるのか……?)
今更そんな事に気付いてしまい、若干の後悔が押し寄せる。
芹沢が妹を好きなのは間違いない。香りを付ける行為そのものが、好きな相手にする本能に近い行動なのだから。
だが妹の方はどうなのだろう。香りを付ける事を許しているなら、思い合っているという事だろうか? ……芹沢なら口八丁手八丁で騙して香りの一つや二つ付けそうだ。いや、あの妹の様子だとその可能性の方が高そうだ。
だがーーーと篤は思い直す。
妹が芹沢を好きかどうかは関係無い。
芹沢がつがいだから妹を守るというなら、それでいい。
どこかの馬の骨や何の力もないただの男に佐保を盗られるよりは、芹沢七緒の手許にいる方が、まだずっと安全でマシだ。
(ひとまず、芹沢君のお手並み拝見といったところかなーーー)
篤は小さなため息をひとつついて、タバコの煙を吐き出した。
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