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曇天の噂
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「やあ、驚いたよ、どうにか宿に行き着いたんだなと思ってたら、君が送ってくれたって言うから……」
「驚いたのはこっちだが?」
「んん」
翌朝カイが宿に行けば、さすがに申し訳なさそうに縮まってセヴランは待っていた。昨夜会ったことは覚えていないという最低っぷりだったが、カイがちゃんと宿の主人に頼んでいたのが幸いした。
あんなに人を振り回してくれたのに覚えていないのかとの怒りと、けれどあれは覚えていないほうがよいのではないかという安堵と、挟まれて、カイは上手く言葉が出ない。日頃よりさらに表情の硬い顔をちらと見上げ、セヴランは俯いた。
――案外怒鳴られないな。
もっと激しく叱責される覚悟をしていたので正直拍子抜けしていた。その心中まで見られればカイはさすがに怒りに傾いただろうが、幸い反省のふりは巧みだった。
カイはまず淡々と職務をこなした。どこにも植物の発現は見られないようだったので、そのまま馬車で移動することにする。マントこそ脱いだが、座席に隣り合う軍服と一晩明かしてくたびれた恰好の男とはなんとも対照的で、ちらちらと人目が向いていた。
車輪が石畳を撫でる揺れを感じながら、前を見たままカイは改めて口を開く。
「……最初に言ったよな。飲み過ぎるなって。あんな往来で寝そべるほど」
「全部で三杯。今回は覚えてる」
遮ってセヴランが言う。だがむしろ、カイは呆れた。溜息が出る。彼のほうが二日酔いのような風情で額を押さえた。
「三杯であれか? もう飲むな」
「金が入ったから……娼館に行ったんだよ。行きつけだったとこ。でも前にちゃんと払ってなかったから、昨日はその分だって金だけとられて終わり。散々だった。誰とも寝られなかったからヤケ酒して強めのをかぱっと……それでうん、悪かったよ、ごめんね」
同情を引こうと言い訳するほどにろくでもなくなる。カイは既に怒りを通り越し、ようやく謝罪が聞こえてきたのに頷くのがやっとだった。
はあ、と溜息の後はそのまま沈黙が下りる。町並みが過ぎていく。
「……まだ怒ってる?」
「勿論」
「呆れるなよ。見捨てないでくれ」
やがて問うて、またそんな弱そうな声を出す。昨夜のものほど悲痛ではなかったが覚えがあるだけにカイは狼狽えた。それで隣を見てしまう。淡緑の瞳はカイを見つめている。昨日もそんな顔でいたのだろうかと想像し――振り払うのに、カイは声を一段大きくした。
「――見捨てはしない。仕事だから。だから貴方も真面目になれ」
はっきり言い切る声にセヴランは驚いて目を瞠った。年下の男は曇り空を背に難しい顔をして、見るからに真面目そうで、とても嘘を吐くようには見えなかった。
そういえば昨日拾って介抱してくれたのも彼なのだと、セヴランは思い出していた。記憶は抜け落ちていたけれど、それは確かな事実としてあった。
息を抜いて笑む。
「そうだよな、仕事だもんな」
彼は国の大事な仕事をする園丁官で、自分は貴重な庭とやらなんだから。そう思えば一気に安心して、いつもの調子が戻ってきた。家に近づき朝の行列ができているパン屋を見て、思いつきを口にする余裕もできてしまう。
「朝飯買ってっていい?」
「あのな……」
叱ってやりたかったが、これで後でもっと食事をと指導しても据わりが悪い。カイは仕方なくもう馬車を降りて、セヴランがパンを買う列に加わるのを見守った。
「カイ、ちょっと貸して! 君もなんか買う?」
小銭も大して無いのを思い出して飛ばされる遠慮のない声に、いよいよ肩を落とす。
「いらん……」
本当に貸すだけだと念を押して、パンは買ってやった。ちゃんと買い置きもさせた。焼きたてを齧りながら歩くのを少し急かして家に入り、酒で抜けただろう分水を飲ませる。まだそうして甲斐甲斐しいのを喜ぶ男を睨みつけ、さすがにパン代はすぐ請求して、それからやっといつもの仕事をする。今日は何処にも何も生えないようなのを確かめ、安定している体調の数値を眺め、カイは息を吐いた。
昨日からの流れですっかりくたびれてしまった。が、むしろ今日はこれからだ。本部に戻って色々やらなければならない。それでは、とセヴランに告げて、気合を入れ直すように立ち上がった。
「カイ、明日も君が来る?」
引き留めるのではなく見送りに立って、扉を閉ざす中からセヴランが問う。カイは頷いた。
「ああ。何か生える可能性も高い。遊びに出かけるのはやめてくれ」
「うん、分かった分かった。大人しくしてる」
さすがに少しは聞き分けがよいのを期待しながら、歩き出す。また馬車を拾ってさっさと戻るか、いっそ歩くべきかを考える。空はいまいちぱっとしない灰色である。
「ねえ、軍人さん。――軍人さんよね? そこの家の人、何かやったの?」
とりあえずと大きな通りに向かい進んだ先、曲がり角の辺りでカイに声をかけてきたのは飼い猫を抱えた婦人だった。庭先から言うのに会釈して近くまで寄る。女は少し周りを憚るような目をしたが、カイは堂々と胸を張って見せた。
「失礼、自分はいわゆる軍人とは違い、園丁官というもので……あちらのプレーツ氏は我々の研究に協力していただいているだけで――つまり、その、何か……悪いことなどして調査しているとか、そういったことではなく。協力者です」
説明は、滑らかとはいかない。庭となった者は首都に集められているし、その兆候が見られた場合は軍に情報が来るようにと、病院や学校に周知されている。そうしてセヴランのように生活を送っている。庭の存在はけっして極秘ではない。園丁官についても同じく。――だが、知らない者もまだ多いのが実情だった。そういった場合、彼らが軍服を身に着けているので、何かよくないことでも起きたのかと噂をするのはよくある流れだった。
やはり国民全員、せめて近隣住民にも周知徹底をすべきなのではないか、と思いながら、とりあえずカイは愛想よくする。
「あら、そう」
「ええ、不安にさせましたか。説明が遅れて申し訳ありません」
女は、若く男前の部類のカイに機嫌よく、寛容に頷いた。じゃあいいわ、そういう調子だった。
「いいわ、皆にも言っておいてあげる」
「よろしくお願いします」
そうして頭を下げたカイに、まだ話したりない様子で――さらに声を潜めて言う。
「あそこの人、ろくでなしだから、とうとう何かやったのかと思った」
嫌な響きにカイはたじろぐが、一言言ってしまえば後はもう相槌も要らなかった。勝手に視線を合わせて、猫を撫でながら喋り出す。
「今はもう息子のほうしかいないけど、前は親子で住んでてね。母親が家を買ったっていうか……誰だかの愛人をやってて、それで買ってもらったんだって話よ。だから女一人のくせに裕福そうだったけど。親子揃って歌って遊んで暮らしてたのよ。親がああなら、子供もああね」
セヴランは今、一人で暮らしている。近親者はいない。それを書面で知っていたカイは、こんなところでそのかたちを把握した。
元々一人だったのではない。あの家から居なくなった人がいるのだ、と意識した。
「母親のほうが亡くなったの――四年前だったかしら。それで息子は残された財産食いつぶして、家もそろそろ売るんじゃないかって」
「そう、なんですか。それは――」
女は情報提供の口ぶりだが、多分勝手に聞いてよい話ではなかった。まだ何か言うのをなるべく聞かないようにして、話が少し切れたところに、カイは無理矢理言葉を捻じ込む。またあまり巧みではなかったが声自体は明瞭だった。
「すみません、次の仕事もあって。こちらには自分か、もう一人、同じ制服のハーラーという男が来ます。近隣の方にも何かお話をすることがあるかもしれませんので、そのときはご協力を」
「驚いたのはこっちだが?」
「んん」
翌朝カイが宿に行けば、さすがに申し訳なさそうに縮まってセヴランは待っていた。昨夜会ったことは覚えていないという最低っぷりだったが、カイがちゃんと宿の主人に頼んでいたのが幸いした。
あんなに人を振り回してくれたのに覚えていないのかとの怒りと、けれどあれは覚えていないほうがよいのではないかという安堵と、挟まれて、カイは上手く言葉が出ない。日頃よりさらに表情の硬い顔をちらと見上げ、セヴランは俯いた。
――案外怒鳴られないな。
もっと激しく叱責される覚悟をしていたので正直拍子抜けしていた。その心中まで見られればカイはさすがに怒りに傾いただろうが、幸い反省のふりは巧みだった。
カイはまず淡々と職務をこなした。どこにも植物の発現は見られないようだったので、そのまま馬車で移動することにする。マントこそ脱いだが、座席に隣り合う軍服と一晩明かしてくたびれた恰好の男とはなんとも対照的で、ちらちらと人目が向いていた。
車輪が石畳を撫でる揺れを感じながら、前を見たままカイは改めて口を開く。
「……最初に言ったよな。飲み過ぎるなって。あんな往来で寝そべるほど」
「全部で三杯。今回は覚えてる」
遮ってセヴランが言う。だがむしろ、カイは呆れた。溜息が出る。彼のほうが二日酔いのような風情で額を押さえた。
「三杯であれか? もう飲むな」
「金が入ったから……娼館に行ったんだよ。行きつけだったとこ。でも前にちゃんと払ってなかったから、昨日はその分だって金だけとられて終わり。散々だった。誰とも寝られなかったからヤケ酒して強めのをかぱっと……それでうん、悪かったよ、ごめんね」
同情を引こうと言い訳するほどにろくでもなくなる。カイは既に怒りを通り越し、ようやく謝罪が聞こえてきたのに頷くのがやっとだった。
はあ、と溜息の後はそのまま沈黙が下りる。町並みが過ぎていく。
「……まだ怒ってる?」
「勿論」
「呆れるなよ。見捨てないでくれ」
やがて問うて、またそんな弱そうな声を出す。昨夜のものほど悲痛ではなかったが覚えがあるだけにカイは狼狽えた。それで隣を見てしまう。淡緑の瞳はカイを見つめている。昨日もそんな顔でいたのだろうかと想像し――振り払うのに、カイは声を一段大きくした。
「――見捨てはしない。仕事だから。だから貴方も真面目になれ」
はっきり言い切る声にセヴランは驚いて目を瞠った。年下の男は曇り空を背に難しい顔をして、見るからに真面目そうで、とても嘘を吐くようには見えなかった。
そういえば昨日拾って介抱してくれたのも彼なのだと、セヴランは思い出していた。記憶は抜け落ちていたけれど、それは確かな事実としてあった。
息を抜いて笑む。
「そうだよな、仕事だもんな」
彼は国の大事な仕事をする園丁官で、自分は貴重な庭とやらなんだから。そう思えば一気に安心して、いつもの調子が戻ってきた。家に近づき朝の行列ができているパン屋を見て、思いつきを口にする余裕もできてしまう。
「朝飯買ってっていい?」
「あのな……」
叱ってやりたかったが、これで後でもっと食事をと指導しても据わりが悪い。カイは仕方なくもう馬車を降りて、セヴランがパンを買う列に加わるのを見守った。
「カイ、ちょっと貸して! 君もなんか買う?」
小銭も大して無いのを思い出して飛ばされる遠慮のない声に、いよいよ肩を落とす。
「いらん……」
本当に貸すだけだと念を押して、パンは買ってやった。ちゃんと買い置きもさせた。焼きたてを齧りながら歩くのを少し急かして家に入り、酒で抜けただろう分水を飲ませる。まだそうして甲斐甲斐しいのを喜ぶ男を睨みつけ、さすがにパン代はすぐ請求して、それからやっといつもの仕事をする。今日は何処にも何も生えないようなのを確かめ、安定している体調の数値を眺め、カイは息を吐いた。
昨日からの流れですっかりくたびれてしまった。が、むしろ今日はこれからだ。本部に戻って色々やらなければならない。それでは、とセヴランに告げて、気合を入れ直すように立ち上がった。
「カイ、明日も君が来る?」
引き留めるのではなく見送りに立って、扉を閉ざす中からセヴランが問う。カイは頷いた。
「ああ。何か生える可能性も高い。遊びに出かけるのはやめてくれ」
「うん、分かった分かった。大人しくしてる」
さすがに少しは聞き分けがよいのを期待しながら、歩き出す。また馬車を拾ってさっさと戻るか、いっそ歩くべきかを考える。空はいまいちぱっとしない灰色である。
「ねえ、軍人さん。――軍人さんよね? そこの家の人、何かやったの?」
とりあえずと大きな通りに向かい進んだ先、曲がり角の辺りでカイに声をかけてきたのは飼い猫を抱えた婦人だった。庭先から言うのに会釈して近くまで寄る。女は少し周りを憚るような目をしたが、カイは堂々と胸を張って見せた。
「失礼、自分はいわゆる軍人とは違い、園丁官というもので……あちらのプレーツ氏は我々の研究に協力していただいているだけで――つまり、その、何か……悪いことなどして調査しているとか、そういったことではなく。協力者です」
説明は、滑らかとはいかない。庭となった者は首都に集められているし、その兆候が見られた場合は軍に情報が来るようにと、病院や学校に周知されている。そうしてセヴランのように生活を送っている。庭の存在はけっして極秘ではない。園丁官についても同じく。――だが、知らない者もまだ多いのが実情だった。そういった場合、彼らが軍服を身に着けているので、何かよくないことでも起きたのかと噂をするのはよくある流れだった。
やはり国民全員、せめて近隣住民にも周知徹底をすべきなのではないか、と思いながら、とりあえずカイは愛想よくする。
「あら、そう」
「ええ、不安にさせましたか。説明が遅れて申し訳ありません」
女は、若く男前の部類のカイに機嫌よく、寛容に頷いた。じゃあいいわ、そういう調子だった。
「いいわ、皆にも言っておいてあげる」
「よろしくお願いします」
そうして頭を下げたカイに、まだ話したりない様子で――さらに声を潜めて言う。
「あそこの人、ろくでなしだから、とうとう何かやったのかと思った」
嫌な響きにカイはたじろぐが、一言言ってしまえば後はもう相槌も要らなかった。勝手に視線を合わせて、猫を撫でながら喋り出す。
「今はもう息子のほうしかいないけど、前は親子で住んでてね。母親が家を買ったっていうか……誰だかの愛人をやってて、それで買ってもらったんだって話よ。だから女一人のくせに裕福そうだったけど。親子揃って歌って遊んで暮らしてたのよ。親がああなら、子供もああね」
セヴランは今、一人で暮らしている。近親者はいない。それを書面で知っていたカイは、こんなところでそのかたちを把握した。
元々一人だったのではない。あの家から居なくなった人がいるのだ、と意識した。
「母親のほうが亡くなったの――四年前だったかしら。それで息子は残された財産食いつぶして、家もそろそろ売るんじゃないかって」
「そう、なんですか。それは――」
女は情報提供の口ぶりだが、多分勝手に聞いてよい話ではなかった。まだ何か言うのをなるべく聞かないようにして、話が少し切れたところに、カイは無理矢理言葉を捻じ込む。またあまり巧みではなかったが声自体は明瞭だった。
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