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床に2人で座りながら、お酒を飲む。
「イチ、初めて?生まれて初めて?」
「うん。」
「どんな味する?」
「・・・美味しい。」
「私も!美味しい!!」
2人で笑いながら、コンビニで買ったお安いお酒を2人で飲む。
美味しかった・・・。
お高いシャンパンなんかより、ずっと美味しかった・・・。
「イチ、ご飯食べてる?」
「うん・・・。」
「それテキトーな“うん”でしょ?」
「そうなのかな・・・。」
「ねーねー!会社さ~、凄い良い会社なの!
どんなに強く言っても首にならないし、秘書課は“家族”だし!」
「家族?」
「“家族”なの!
社長がお父さんで、課長がお母さんで、私が末っ子なの。
先輩達はお姉ちゃんなの。
みんな凄い優しい・・・。」
久しぶりにイチと話すから、沢山話した。
イチは嬉しそうに・・・優しい笑顔で・・・ずっと、私の話を聞いてくれる。
「イチは?最近どうだった?
働いてる?」
「僕は、働いてない。」
あと数日で30歳になるイチは、まだ働いていない。
こんなに格好良い顔を隠している。
姿勢を正すことも出来るのに、猫背で歩いている。
ボロボロでヨレヨレのスーツを着て、日曜日はどこかに行って、違うシャンプーの匂いをさせている。
「イチ、私スマホ買った。
連絡先交換しよう?」
「イチ、初めて?生まれて初めて?」
「うん。」
「どんな味する?」
「・・・美味しい。」
「私も!美味しい!!」
2人で笑いながら、コンビニで買ったお安いお酒を2人で飲む。
美味しかった・・・。
お高いシャンパンなんかより、ずっと美味しかった・・・。
「イチ、ご飯食べてる?」
「うん・・・。」
「それテキトーな“うん”でしょ?」
「そうなのかな・・・。」
「ねーねー!会社さ~、凄い良い会社なの!
どんなに強く言っても首にならないし、秘書課は“家族”だし!」
「家族?」
「“家族”なの!
社長がお父さんで、課長がお母さんで、私が末っ子なの。
先輩達はお姉ちゃんなの。
みんな凄い優しい・・・。」
久しぶりにイチと話すから、沢山話した。
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働いてる?」
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