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「31歳にもなって処女とか、気持ち悪いだろ・・・。」
耳が痛くて、何も言えなくなる・・・。
本当に痛いわけではないけど、痛いような感覚になる。
「泣くくらい無理・・・?」
「そうじゃ、なくて・・・。」
「顔も身体もソックリだから・・・。
これも兄貴と同じように出来るから・・・。」
「なに、それ・・・?」
言っている意味が分からなくて、鼻先のすぐ向こうにある小太郎君を見る。
「兄貴の彼女達とやってたからな・・・。」
「・・・ああ、うん。」
「・・・はあ!?何だよその反応!!
驚かねーの!?」
「全然驚かないけど・・・。」
「俺、人格破綻してるからな・・・。」
小太郎君がそう言って、私に眼鏡をゆっくりかけた。
耳が痛くて、何も言えなくなる・・・。
本当に痛いわけではないけど、痛いような感覚になる。
「泣くくらい無理・・・?」
「そうじゃ、なくて・・・。」
「顔も身体もソックリだから・・・。
これも兄貴と同じように出来るから・・・。」
「なに、それ・・・?」
言っている意味が分からなくて、鼻先のすぐ向こうにある小太郎君を見る。
「兄貴の彼女達とやってたからな・・・。」
「・・・ああ、うん。」
「・・・はあ!?何だよその反応!!
驚かねーの!?」
「全然驚かないけど・・・。」
「俺、人格破綻してるからな・・・。」
小太郎君がそう言って、私に眼鏡をゆっくりかけた。
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