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これで真知子がバカにされない・・・。
喋るのは苦手だけど、あれだけ見た目が良ければバカにはされないだろう・・・。
そう思っていたのに・・・
「お前・・・またしじみかよ!!!」
中学に入って数日後、真知子の家に行ったらまた真知子が眼鏡をかけて目をしじみにしていた。
そんな俺に真知子は嬉しそうに笑った後、部屋に入った後に眼鏡を外した。
「また視力落ちたのかよ!?
・・・また戻るんだろ?」
「今度は戻らないやつ。
普通に、視力が落ちて・・・。
お母さんも強度近視だし、私もどんどん視力が落ちていくと思う。」
そう言って、真知子は笑っている。
「もしかしたら、もっと歳をとったら・・・目の病気になって視界が狭くなったり、眼鏡をしてもまたよく見えなくなったり、失明してしまう可能性もあるんだって・・・。」
そう言って、真知子は笑っている・・・。
不思議だった。
なんで笑っているのか、不思議だった・・・。
喋るのは苦手だけど、あれだけ見た目が良ければバカにはされないだろう・・・。
そう思っていたのに・・・
「お前・・・またしじみかよ!!!」
中学に入って数日後、真知子の家に行ったらまた真知子が眼鏡をかけて目をしじみにしていた。
そんな俺に真知子は嬉しそうに笑った後、部屋に入った後に眼鏡を外した。
「また視力落ちたのかよ!?
・・・また戻るんだろ?」
「今度は戻らないやつ。
普通に、視力が落ちて・・・。
お母さんも強度近視だし、私もどんどん視力が落ちていくと思う。」
そう言って、真知子は笑っている。
「もしかしたら、もっと歳をとったら・・・目の病気になって視界が狭くなったり、眼鏡をしてもまたよく見えなくなったり、失明してしまう可能性もあるんだって・・・。」
そう言って、真知子は笑っている・・・。
不思議だった。
なんで笑っているのか、不思議だった・・・。
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