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「木葉さん、今ここに住んでるんだ?」
若い男の子を先に送った後、あたしの一人暮らしのマンションに送ってくれた。
大学時代からずっと“アヤメ”と2人暮らしをしていたから、クラブとゲイバーから近い夜の街にある高級マンションに住んでいた。
“アヤメ”の命を狙う男が入ってこられないよう、セキュリティーのしっかりした高級マンション。
その高級マンションにあたしが住んでいると話したことがあるので、オーシャンは知っていた。
なので、その高級マンションではなく普通の街にある普通のマンションの前に車を止めて、その古めのマンションを見上げて聞いてきた。
「そうですよ~!!
会社からも結構近いですし、駅から少し歩くので家賃もそこまで高くないです!!」
そこまで言ってから、真坂部長を見た。
そして空気を読まずに言う。
「少し上がって行ってくださいよ~!!
会社の人達もよく上げてるので、運転に疲れた真坂部長が上がっても変じゃないですから~!!」
一刻も早く帰りたい空気を出していた真坂部長に、そう言った。
若い男の子を先に送った後、あたしの一人暮らしのマンションに送ってくれた。
大学時代からずっと“アヤメ”と2人暮らしをしていたから、クラブとゲイバーから近い夜の街にある高級マンションに住んでいた。
“アヤメ”の命を狙う男が入ってこられないよう、セキュリティーのしっかりした高級マンション。
その高級マンションにあたしが住んでいると話したことがあるので、オーシャンは知っていた。
なので、その高級マンションではなく普通の街にある普通のマンションの前に車を止めて、その古めのマンションを見上げて聞いてきた。
「そうですよ~!!
会社からも結構近いですし、駅から少し歩くので家賃もそこまで高くないです!!」
そこまで言ってから、真坂部長を見た。
そして空気を読まずに言う。
「少し上がって行ってくださいよ~!!
会社の人達もよく上げてるので、運転に疲れた真坂部長が上がっても変じゃないですから~!!」
一刻も早く帰りたい空気を出していた真坂部長に、そう言った。
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