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初めての強い刺激に、あたしの身体が大きくベッドの上で跳ねた。



「ハァ・・・明ちゃん・・・」



オーシャンが荒い短い空気を吐きながら、あたしの胸の先を何度も強く摘まんでくる。



「オーシャン・・・っ」



オーシャンの大きな大きな手で、太い指で、何度も反応しているあたしを視線の熱い空気で見詰めてくる。



焼けてしまいそうだった・・・。



もう日に焼けているはずのあたしの肌が、もっと焼けてしまいそうだった・・・。



白い水着を着ているように見えるあたしの裸が・・・



“女”であるあたしの裸が・・・



オーシャンの視線の熱い空気で・・・



焼けて・・・



焼けて・・・



焦げてしまいそうだった・・・。



それくらい熱い熱い空気だった・・・。
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