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オーシャンが爽やかに笑ったままスッと立ち上がりこっちに歩いてきた。
そして、あたしの方を少しだけ見て・・・
「他のお客様、お願いね。」
いつもと同じ優しい顔で、穏やかな空気でそう言われた。
オーシャンの知り合いの方らしいので、あたしはお姉ちゃんの席に行こうとした。
そしたら・・・お姉ちゃんの隣に座っていたオーシャンの席は詰められていて・・・。
なぜか“ママ”まで加わり、お姉ちゃんの席に座る所がなくなってしまっていた。
なので、あたしは空気を読んで別のお客さんの所へ。
お客さんと話しながらもオーシャンの方をチラッと見てみると、カウンターの所でさっきのお客さんのお酒を作っていた。
いつものように優しい顔で、穏やかな空気で。
それを見てあたしは安心した。
オーシャンがここにいることがバレても大丈夫な相手なのだと。
それに安心しながら他のお客さんと数分話していたら、お姉ちゃんがいつの間にか帰っていた。
いつもはあたしに必ず声を掛けてくれるのに、今日はいつの間にか帰ってしまっていた。
そして、あたしの方を少しだけ見て・・・
「他のお客様、お願いね。」
いつもと同じ優しい顔で、穏やかな空気でそう言われた。
オーシャンの知り合いの方らしいので、あたしはお姉ちゃんの席に行こうとした。
そしたら・・・お姉ちゃんの隣に座っていたオーシャンの席は詰められていて・・・。
なぜか“ママ”まで加わり、お姉ちゃんの席に座る所がなくなってしまっていた。
なので、あたしは空気を読んで別のお客さんの所へ。
お客さんと話しながらもオーシャンの方をチラッと見てみると、カウンターの所でさっきのお客さんのお酒を作っていた。
いつものように優しい顔で、穏やかな空気で。
それを見てあたしは安心した。
オーシャンがここにいることがバレても大丈夫な相手なのだと。
それに安心しながら他のお客さんと数分話していたら、お姉ちゃんがいつの間にか帰っていた。
いつもはあたしに必ず声を掛けてくれるのに、今日はいつの間にか帰ってしまっていた。
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