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「そうだな・・・それもこんな都心で。」
“私”の彼氏である和雄君が嬉しそうな顔で私を見下ろしている。
「・・・真理、仕事?」
「うん!仕事~!!」
「さっきの・・・ナンパだよな?」
「ナンパだね!!
助かったよ、ありがとう!!」
そう言って笑い掛けると、和雄君は照れたように笑っている。
「真理はこれから仕事だよな?
折角会えたし、昼飯一緒に・・・。」
和雄君がそう言って、視線を別の方に移した。
その視線の先を私も追ってみると・・・
和雄君になんとなく似ている男性が立っていた。
「俺の親父!!
これから昼飯食べてから取引先に向かう所だったんだよ。
親父!どっかで1人で食ってきて!!」
和雄君がお父さんにそんなことを言うと、和雄君のお父さんが怖い顔をニヤニヤとさせながら近付いてきた。
「その前に紹介をしろ、紹介を!
お前がそんな感じになるなんて面白すぎるだろ!!
どれだけ精神を乱してるんだよ!!」
和雄君のお父さんがそう言ってから私のことを見下ろしてきた。
そして・・・
「可愛い子だな~!!!
もしかして・・・噂の彼女か!!!」
と、言ってきた・・・。
“私”の彼氏である和雄君が嬉しそうな顔で私を見下ろしている。
「・・・真理、仕事?」
「うん!仕事~!!」
「さっきの・・・ナンパだよな?」
「ナンパだね!!
助かったよ、ありがとう!!」
そう言って笑い掛けると、和雄君は照れたように笑っている。
「真理はこれから仕事だよな?
折角会えたし、昼飯一緒に・・・。」
和雄君がそう言って、視線を別の方に移した。
その視線の先を私も追ってみると・・・
和雄君になんとなく似ている男性が立っていた。
「俺の親父!!
これから昼飯食べてから取引先に向かう所だったんだよ。
親父!どっかで1人で食ってきて!!」
和雄君がお父さんにそんなことを言うと、和雄君のお父さんが怖い顔をニヤニヤとさせながら近付いてきた。
「その前に紹介をしろ、紹介を!
お前がそんな感じになるなんて面白すぎるだろ!!
どれだけ精神を乱してるんだよ!!」
和雄君のお父さんがそう言ってから私のことを見下ろしてきた。
そして・・・
「可愛い子だな~!!!
もしかして・・・噂の彼女か!!!」
と、言ってきた・・・。
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