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「まだ・・・真理と話したいんだけど。」
和君がそんなことを言ってくる・・・。
そろそろ夜の12時になるのに、そんなことを言ってくる・・・。
「和雄君って、そんな感じなんだ?
なんか・・・凄いね。」
「今は“雄”しかねーよ・・・。
このまま別れて連絡取れなかったら、それでもう終わりだからな・・・。
そしたらもう、終わるからな・・・。」
和君がそう言いながら、手にもったままのスマホを見下ろした。
「ガンガンいくしかねーから・・・。
連絡先交換出来て、それだけで安心なんて出来るかよ・・・。」
そんなことを呟いたかと思ったら、ゆっくりと顔を上げて私を見詰めてきた・・・。
熱い眼差しで、見詰めてきた・・・。
「12時になるまででいいから、少し時間くれよ。」
.
和君がそんなことを言ってくる・・・。
そろそろ夜の12時になるのに、そんなことを言ってくる・・・。
「和雄君って、そんな感じなんだ?
なんか・・・凄いね。」
「今は“雄”しかねーよ・・・。
このまま別れて連絡取れなかったら、それでもう終わりだからな・・・。
そしたらもう、終わるからな・・・。」
和君がそう言いながら、手にもったままのスマホを見下ろした。
「ガンガンいくしかねーから・・・。
連絡先交換出来て、それだけで安心なんて出来るかよ・・・。」
そんなことを呟いたかと思ったら、ゆっくりと顔を上げて私を見詰めてきた・・・。
熱い眼差しで、見詰めてきた・・・。
「12時になるまででいいから、少し時間くれよ。」
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