【完】可愛くて美味しい真理姉

Bu-cha

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「ハァッ・・・真理・・・」



優しく重なった唇を離した後、和雄君は私の名前を呼び・・・また唇を重ねてきた・・・。



そして・・・



「・・・ンッ・・・」



私の唇に和雄君の舌が触れ、私の唇を割ったかと思ったら・・・すぐに私の口の中に和雄君の舌が入ってきた・・・。



「ハァッ・・・甘・・・っ」



和雄君の舌が私の舌を優しく追いかけてくる中、そう言ってくる・・・。



「真理・・・」



和雄君が私の名前をまた呼び・・・



「アッ・・・」



私のドレスのファスナーをゆっくりと下ろしてきた・・・。



落ちてきたドレスを胸の前で両手で押さえたけれど・・・
その両手を和雄君にあっさりと掴まれ・・・・
ドレスはスッと落ちてしまった・・・。



そして・・・



和雄君の動きが止まる・・・。



「ごめん・・・これ、どうやって外すやつ?」



和雄君の視線を追うと、私の胸を見ていて・・・。
今日はオフショルダーのソフトマーメイドドレスだったので、普通のブラジャーではなくピンクの可愛いデザインのヌーブラを着けていた。



「・・・外すの?」



「うん・・・いい?」



そう聞かれ・・・



和雄君がこれから何をしようとしているのかは、コミュ障の私でも分かる・・・。



どうしよう・・・



どうしよう・・・



頭の中でグルグルと悩み続ける・・・。



下は向けないから、顔を上げたまま悩み続ける・・・。



そしたら、見えた・・・。



和雄君が・・・



和雄君が、下を向いたのが見えた・・・。



和雄君も下を向かない人なのに・・・



そんな和雄君が下を向いたのが見えた・・・。



「ごめん・・・俺、誰とも付き合ったことなかったし・・・こういうこともしたことなくて・・・ごめん・・・。」



下を向きながら、そんなことを言ってきた・・・。
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