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そして、またすぐに危機が訪れた。
「ねぇ、席次表勝手に変えたでしょ?」
それには流石に苦笑いになった。
「ごめん、それは反則技じゃなくて強行突破っていうことにさせて。」
ウェディングドレスを着た綺麗過ぎる奥さんに、白いタキシード姿で深々と頭を下げた。
「何で勝手にそんなことしたの!?
今回は宝田の予想、絶対に外れてるって!!」
披露宴会場、桃子せんぱいの隣の席を俺は鮫島光一に変えた。
これは嘘偽の反則技ではなく、強行突破。
長峰は何度言っても頷いてくれなかったから。
長峰は桃子せんぱいが岩渕室長と結婚することを望んでもいる。
「桃子せんぱい、どう見ても鮫島さんのことを恋愛として好きじゃないでしょ。
変に隣同士の席にして親子だってバレるとダメじゃん。」
「最初の頃はあんなに困惑してたのに、途中からは頑なに表情を崩さなくなったのが不自然だよ。
それに隣の席になったところで親子だとは絶対にバレない。
鮫島光一はお酒も呑まないしね、絶対にそんなことにはならない。」
俺はそう言ってから鮫島光一の言葉を思い出す。
ヨボヨボのジジイになる前に、あの男の子がお酒が呑めるようになればいいとなと。
お酒を呑んで気が抜けていく桃子せんぱいと一緒に、あの男の子がお酒を呑めるようになればいいと。
「少しだけでも夢を見せてあげるくらいいいじゃん。
会社では全然関われてないだろうし、母親と息子としてじゃなくてさ、黒住さんと鮫島さんとして・・・1人の男と女として少しだけでも夢を見せてあげるくらいいいじゃん。」
「ダメでしょ、そんなの鮫島さんはもっと可哀想。
本当に鮫島さんが桃子せんぱいを好きだとしたら、そんな夢は少しも見せない方がいい。
もっと苦しくなるだけでしょ、岩渕室長と結婚をした好きな人の息子でいるのが。
一生見ていかないといけないんだよ、近くで。」
素晴らしい舌を披露する長峰。
でも、それは綺麗事だと思う。
恋愛をしたことのない長峰の綺麗事だと思う。
「それで満足出来ることもあるんだよ。
1日だけでも幸せな夜を過ごせて満足出来ることもあるんだよ。」
「それでもまた次の日から苦しくなるだけじゃん。」
「・・・そうだとしても、その1日を満足したことでその方が幸せなこともあるんだよ!!」
「ないでしょ!!
鮫島さんのことを本当に考えるなら、そんな1日もあげない方が絶対に良いでしょ!!」
そこから長峰とまた喧嘩を繰り広げていると、担当の人から控え目に呼ばれ2人でその担当の人に勢い良く振り返った。
「「了解です!!!」」
「ねぇ、席次表勝手に変えたでしょ?」
それには流石に苦笑いになった。
「ごめん、それは反則技じゃなくて強行突破っていうことにさせて。」
ウェディングドレスを着た綺麗過ぎる奥さんに、白いタキシード姿で深々と頭を下げた。
「何で勝手にそんなことしたの!?
今回は宝田の予想、絶対に外れてるって!!」
披露宴会場、桃子せんぱいの隣の席を俺は鮫島光一に変えた。
これは嘘偽の反則技ではなく、強行突破。
長峰は何度言っても頷いてくれなかったから。
長峰は桃子せんぱいが岩渕室長と結婚することを望んでもいる。
「桃子せんぱい、どう見ても鮫島さんのことを恋愛として好きじゃないでしょ。
変に隣同士の席にして親子だってバレるとダメじゃん。」
「最初の頃はあんなに困惑してたのに、途中からは頑なに表情を崩さなくなったのが不自然だよ。
それに隣の席になったところで親子だとは絶対にバレない。
鮫島光一はお酒も呑まないしね、絶対にそんなことにはならない。」
俺はそう言ってから鮫島光一の言葉を思い出す。
ヨボヨボのジジイになる前に、あの男の子がお酒が呑めるようになればいいとなと。
お酒を呑んで気が抜けていく桃子せんぱいと一緒に、あの男の子がお酒を呑めるようになればいいと。
「少しだけでも夢を見せてあげるくらいいいじゃん。
会社では全然関われてないだろうし、母親と息子としてじゃなくてさ、黒住さんと鮫島さんとして・・・1人の男と女として少しだけでも夢を見せてあげるくらいいいじゃん。」
「ダメでしょ、そんなの鮫島さんはもっと可哀想。
本当に鮫島さんが桃子せんぱいを好きだとしたら、そんな夢は少しも見せない方がいい。
もっと苦しくなるだけでしょ、岩渕室長と結婚をした好きな人の息子でいるのが。
一生見ていかないといけないんだよ、近くで。」
素晴らしい舌を披露する長峰。
でも、それは綺麗事だと思う。
恋愛をしたことのない長峰の綺麗事だと思う。
「それで満足出来ることもあるんだよ。
1日だけでも幸せな夜を過ごせて満足出来ることもあるんだよ。」
「それでもまた次の日から苦しくなるだけじゃん。」
「・・・そうだとしても、その1日を満足したことでその方が幸せなこともあるんだよ!!」
「ないでしょ!!
鮫島さんのことを本当に考えるなら、そんな1日もあげない方が絶対に良いでしょ!!」
そこから長峰とまた喧嘩を繰り広げていると、担当の人から控え目に呼ばれ2人でその担当の人に勢い良く振り返った。
「「了解です!!!」」
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