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私が驚いていると、山ノ内が優しい笑顔で笑い・・・
「俺も一緒に。」
と、言って・・・。
断りたかったけど、この泥酔した女の子を1人でタクシー乗り場まで連れていくよりも、この男がいた方がいいのは分かる。
「分かった。」
そう答え、2人で女の子をタクシー乗り場まで送った。
タクシーに放り込み、泥酔している女の子に住所を言わせ、私の財布から数枚の札を握らせる。
「この女の子、お願いね!!」
そう言って、タクシーの運転手にも札を1枚渡した。
笑顔で頷く運転手を確認してから、女の子に最後に伝える。
「帰るんだよ!!!家まで!!!
しっかりしな!!!」
腹から声を出し、そう伝える。
女の子はうっすらと目を開け、また私を見て小さく頷いた。
「名前・・・」
「きょうか!!!」
私が叫ぶと、女の子はうつろな目で・・・でも小さく笑った。
「俺も一緒に。」
と、言って・・・。
断りたかったけど、この泥酔した女の子を1人でタクシー乗り場まで連れていくよりも、この男がいた方がいいのは分かる。
「分かった。」
そう答え、2人で女の子をタクシー乗り場まで送った。
タクシーに放り込み、泥酔している女の子に住所を言わせ、私の財布から数枚の札を握らせる。
「この女の子、お願いね!!」
そう言って、タクシーの運転手にも札を1枚渡した。
笑顔で頷く運転手を確認してから、女の子に最後に伝える。
「帰るんだよ!!!家まで!!!
しっかりしな!!!」
腹から声を出し、そう伝える。
女の子はうっすらと目を開け、また私を見て小さく頷いた。
「名前・・・」
「きょうか!!!」
私が叫ぶと、女の子はうつろな目で・・・でも小さく笑った。
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