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「君のお陰で、今日の面接は・・・っ」
面接の部屋の中、山ノ内が終わった後にお腹を抱えながら笑っている。
夜の女の姿をしたままの私を見て、でも山ノ内はそれには平然とした顔をしながら。
「アナタだけでしょ。
会社内で私のこの姿を見ても平然とした顔をしてるのは。
あとテディベアのアフロ。」
「俺は君のもっと凄い姿の方を見ているからね。
そう考えると、部長は凄いよね。」
「それにしても、平然としているけどね・・・少し悔しいくらいに。
それとあと、もう1人・・・。」
私が言葉を切ると、山ノ内が私を見た。
「当てられそうだな・・・。」
「これを当てるのは難しいんじゃない?」
笑いながら答えると、山ノ内が怖いくらい真剣な顔で私を見詰める・・・。
「当てたら、デートしてくれる?」
「同伴かアフターしたいの?」
「響歌さんでもなく響華でもなく、響ちゃんと。
響ちゃんとデートしたいんだけど。」
それを言われると・・・断りたくなる。
でも・・・
「当てる所も見てみたくなる・・・。」
私がそう言うと、山ノ内が怖いくらい真剣な顔で・・・その顔で、笑った。
そして・・・
「森川さん。」
その・・・答えに、私は絶句した・・・。
「当たりだね。」
「嘘でしょ!!!??
森川さんって、まず・・・本社勤務じゃないし!!!!
今日たまたま届け物で来てた支社の人なんだけど!!!」
面接の部屋の中、山ノ内が終わった後にお腹を抱えながら笑っている。
夜の女の姿をしたままの私を見て、でも山ノ内はそれには平然とした顔をしながら。
「アナタだけでしょ。
会社内で私のこの姿を見ても平然とした顔をしてるのは。
あとテディベアのアフロ。」
「俺は君のもっと凄い姿の方を見ているからね。
そう考えると、部長は凄いよね。」
「それにしても、平然としているけどね・・・少し悔しいくらいに。
それとあと、もう1人・・・。」
私が言葉を切ると、山ノ内が私を見た。
「当てられそうだな・・・。」
「これを当てるのは難しいんじゃない?」
笑いながら答えると、山ノ内が怖いくらい真剣な顔で私を見詰める・・・。
「当てたら、デートしてくれる?」
「同伴かアフターしたいの?」
「響歌さんでもなく響華でもなく、響ちゃんと。
響ちゃんとデートしたいんだけど。」
それを言われると・・・断りたくなる。
でも・・・
「当てる所も見てみたくなる・・・。」
私がそう言うと、山ノ内が怖いくらい真剣な顔で・・・その顔で、笑った。
そして・・・
「森川さん。」
その・・・答えに、私は絶句した・・・。
「当たりだね。」
「嘘でしょ!!!??
森川さんって、まず・・・本社勤務じゃないし!!!!
今日たまたま届け物で来てた支社の人なんだけど!!!」
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