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「このクソ親父!!!
ここまでクソだとは思わなかった!!!
このろくでなしのクソ親父!!!!」
社長室の中、立派な社長のデスクの椅子に座っているクソ親父が、クソみたいな顔で驚き私を見上げている。
「・・・何かあった?」
「“何かあった?”じゃない!!!!
最っっ低!!!!
こんなに最低な男の血が流れている自分が嫌になる!!!!」
「何だろうな・・・。
お兄ちゃんや小太郎が会社からいなくなっちゃったから?」
「それもある!!!
でもそれだけなら最低ではない!!!!」
何のことだかも知らないようなクソ親父の社長デスクを、両手で思いっきり叩き付けた。
「何が社長だよ!!!
こんなに立派なデスクに何の意味があるんだよ!!!!
好きな女を育ててくれた男1人迎え入れてあげられないなら!!!!!
こんなに立派なデスクなんて捨ててしまいな!!!!」
小太郎から届いたメッセージには、衝撃的な内容が書かれていた。
なんと、ママには“お父さん”がいた。
戸籍上“お父さん”ではないけれど、ママが小学生の頃から一緒に暮らしていた“お父さん”がいた。
そんな“お父さん”の存在を、私達は知らなかった。
そんな“お父さん”の存在を、このクソ親父は存在しないものとしてこれまで生きてきた・・・。
裕福な家に生まれ育って、ここまでクソ親父がクソみたいな男だとは思わなかった。
ここまでクソだとは思わなかった!!!
このろくでなしのクソ親父!!!!」
社長室の中、立派な社長のデスクの椅子に座っているクソ親父が、クソみたいな顔で驚き私を見上げている。
「・・・何かあった?」
「“何かあった?”じゃない!!!!
最っっ低!!!!
こんなに最低な男の血が流れている自分が嫌になる!!!!」
「何だろうな・・・。
お兄ちゃんや小太郎が会社からいなくなっちゃったから?」
「それもある!!!
でもそれだけなら最低ではない!!!!」
何のことだかも知らないようなクソ親父の社長デスクを、両手で思いっきり叩き付けた。
「何が社長だよ!!!
こんなに立派なデスクに何の意味があるんだよ!!!!
好きな女を育ててくれた男1人迎え入れてあげられないなら!!!!!
こんなに立派なデスクなんて捨ててしまいな!!!!」
小太郎から届いたメッセージには、衝撃的な内容が書かれていた。
なんと、ママには“お父さん”がいた。
戸籍上“お父さん”ではないけれど、ママが小学生の頃から一緒に暮らしていた“お父さん”がいた。
そんな“お父さん”の存在を、私達は知らなかった。
そんな“お父さん”の存在を、このクソ親父は存在しないものとしてこれまで生きてきた・・・。
裕福な家に生まれ育って、ここまでクソ親父がクソみたいな男だとは思わなかった。
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