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それには、また涙が沢山流れてくる・・・。
「なんで・・・?
クソ女だと思ってたでしょ?」
「そんなこと思うわけないよ。
でも、結婚したくないと言っていたからそれについては悩んでいた。
でも、あの日、駅で“殺される”って言った君を見て君も弱い子なんだと分かったから。」
「クソ女って思ってなかったの?」
「思わないでしょ。」
拓実が大きく笑いなら言うので、吐き出す。
「“俺“は”避妊したのに”って言ったのに・・・。
あの後、私が他の人とも身体の関係になってると・・・そう思われたんだなって。」
「32歳まで処女だった君が、急にそんなことしないでしょ。」
まだ大きく笑っている拓実が、私の頬から手を離した。
「響ちゃんが俺にだけ吐き出す煙は、可愛いすぎるよね・・・。」
そう言って私の手を握る。
「雪が結構降ってきたから・・・。
俺の家でいい?
明日積もってると君の家からだとスーツもないから。」
その言葉に驚きながらも、小さく頷いた。
「なんで・・・?
クソ女だと思ってたでしょ?」
「そんなこと思うわけないよ。
でも、結婚したくないと言っていたからそれについては悩んでいた。
でも、あの日、駅で“殺される”って言った君を見て君も弱い子なんだと分かったから。」
「クソ女って思ってなかったの?」
「思わないでしょ。」
拓実が大きく笑いなら言うので、吐き出す。
「“俺“は”避妊したのに”って言ったのに・・・。
あの後、私が他の人とも身体の関係になってると・・・そう思われたんだなって。」
「32歳まで処女だった君が、急にそんなことしないでしょ。」
まだ大きく笑っている拓実が、私の頬から手を離した。
「響ちゃんが俺にだけ吐き出す煙は、可愛いすぎるよね・・・。」
そう言って私の手を握る。
「雪が結構降ってきたから・・・。
俺の家でいい?
明日積もってると君の家からだとスーツもないから。」
その言葉に驚きながらも、小さく頷いた。
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