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部屋に通されると、俺の目の前の椅子にドカッと座り俺を見た。
「何にも持ってきてねーの?
今なんの仕事してるんだよ?」
それを聞かれ笑ってしまった。
人材紹介の会社だから、俺のことを求職者だと思ったらしい。
「俺は仕事をしています。
今日は・・・この方に会いたくて来てしまいました・・・。」
そう言いながら、あの子から貰った名刺をこの男性の前に置いた。
その名刺を男性が不思議そうな顔で見ている。
「真知子の名刺じゃん。」
「はい・・・。」
「じゃあ、うちの会社の面接か!!!」
「いえ、そうではなくて・・・。」
苦笑いしながら、不思議そうな顔をしている男性に聞く。
「この方、今日は仕事だと言っていたのですが・・・。」
「真知子が?今日は面接入れてねーって言ってたぞ?」
「そう、ですか・・・。」
それを聞き、少しだけ心臓が早くなった。
色々なことに動じないくらい強くなったつもりだった俺が、動揺していく・・。
「何にも持ってきてねーの?
今なんの仕事してるんだよ?」
それを聞かれ笑ってしまった。
人材紹介の会社だから、俺のことを求職者だと思ったらしい。
「俺は仕事をしています。
今日は・・・この方に会いたくて来てしまいました・・・。」
そう言いながら、あの子から貰った名刺をこの男性の前に置いた。
その名刺を男性が不思議そうな顔で見ている。
「真知子の名刺じゃん。」
「はい・・・。」
「じゃあ、うちの会社の面接か!!!」
「いえ、そうではなくて・・・。」
苦笑いしながら、不思議そうな顔をしている男性に聞く。
「この方、今日は仕事だと言っていたのですが・・・。」
「真知子が?今日は面接入れてねーって言ってたぞ?」
「そう、ですか・・・。」
それを聞き、少しだけ心臓が早くなった。
色々なことに動じないくらい強くなったつもりだった俺が、動揺していく・・。
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