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その言葉に、俺は一呼吸だけ間を置く。
それから男性の目を真っ直ぐと見た。
「申し訳ありません。
あなたの奥様を好きになりました。」
「・・・はあ!!??」
男性は大きな声で叫び、立ち上がった。
「俺がどれだけ長い時間が掛かったと思ってるんだよ!!!
もう入籍もしたんだよ!!!!」
「申し訳ありません。」
「“申し訳ありません”じゃねーよ!!!
そう思うなら二度と現れるな!!!」
「一度、会わせていただけませんか?」
「会わせるわけねーだろ!!!」
そう叫びながら俺を見下ろし・・・
「やべーな・・・。
こういう男には、やべーな・・・。」
呟いてから、大きな溜め息を吐いた。
そしてまたドカッと椅子に座る。
それから男性の目を真っ直ぐと見た。
「申し訳ありません。
あなたの奥様を好きになりました。」
「・・・はあ!!??」
男性は大きな声で叫び、立ち上がった。
「俺がどれだけ長い時間が掛かったと思ってるんだよ!!!
もう入籍もしたんだよ!!!!」
「申し訳ありません。」
「“申し訳ありません”じゃねーよ!!!
そう思うなら二度と現れるな!!!」
「一度、会わせていただけませんか?」
「会わせるわけねーだろ!!!」
そう叫びながら俺を見下ろし・・・
「やべーな・・・。
こういう男には、やべーな・・・。」
呟いてから、大きな溜め息を吐いた。
そしてまたドカッと椅子に座る。
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