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それから社長は、“母さんにはまだ言わない”と言って・・・。
“小太郎達にもまだ言わないで欲しい”と、そう言って・・・。
複雑そうな顔でクラブの入っている建物へ・・・。
クラブの名前は、“CLUB Toki”・・・。
立ち止まりながらその看板を見上げている俺に、社長が小さな声で呟く。
「峰子さんが経営しているんだ。
峰子さんはいない・・・。
娘はここでホステスをしている。」
それには心臓が大きく動き始めた。
「娘さん!!ここで働いているんですか!?」
「・・・うん、娘はね。
峰子さんはいないけど。」
「そうですか・・・。
娘さん、ここで・・・。」
あの子は夜の女だった・・・。
ばあちゃんと同じ夜の女だった・・・。
「週に2日、僕の会社でもバイトで働いている。
峰子さんがそう言って・・・。」
「それは必要な経験ですね。
峰子さんも昼の仕事も勉強していましたから。」
そう言って社長に笑い掛けたら、社長は明らかに動揺しながら俺を見ていた・・・。
“小太郎達にもまだ言わないで欲しい”と、そう言って・・・。
複雑そうな顔でクラブの入っている建物へ・・・。
クラブの名前は、“CLUB Toki”・・・。
立ち止まりながらその看板を見上げている俺に、社長が小さな声で呟く。
「峰子さんが経営しているんだ。
峰子さんはいない・・・。
娘はここでホステスをしている。」
それには心臓が大きく動き始めた。
「娘さん!!ここで働いているんですか!?」
「・・・うん、娘はね。
峰子さんはいないけど。」
「そうですか・・・。
娘さん、ここで・・・。」
あの子は夜の女だった・・・。
ばあちゃんと同じ夜の女だった・・・。
「週に2日、僕の会社でもバイトで働いている。
峰子さんがそう言って・・・。」
「それは必要な経験ですね。
峰子さんも昼の仕事も勉強していましたから。」
そう言って社長に笑い掛けたら、社長は明らかに動揺しながら俺を見ていた・・・。
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