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最寄り駅の電車を降り、出口を出た所で・・・
「莉央?」
と、声を掛けられた。
振り向くと・・・
「お母さん!」
21時と遅い時間なのに、お母さんが買い物袋を持って歩いていた。
「今仕事帰り?遅くて大変ね~。」
「仕事は定時で終わって、買い物してたんだよね。
お母さん何してるの?」
「パフェ食べたくなったから、パフェ食べてきたのよ。
その後に少し買い物。」
その言葉に、私は笑った。
「12月の寒い時期、しかもこんな夜にフラッとパフェだけ食べに行くの、お母さんくらいだから。」
「そんなことないでしょ?
莉央だってよく一緒に食べに行ってたのに。」
「分かった、訂正する。
お母さんと私くらいだよ?」
久しぶりに親子の会話をして、少し近況報告・・・勝也のこと以外の近況報告をした。
「実家に少し寄っていく?」
「いいや、家に帰って夜ご飯作りたいし。」
「少しは料理作れるようになったのね?」
「相変わらず失敗ばっかりだよ。」
「お母さんもお父さんも料理出来るのに、どうしたんだろうね?
最近は陸(りく)まで料理してるよ?」
「莉央?」
と、声を掛けられた。
振り向くと・・・
「お母さん!」
21時と遅い時間なのに、お母さんが買い物袋を持って歩いていた。
「今仕事帰り?遅くて大変ね~。」
「仕事は定時で終わって、買い物してたんだよね。
お母さん何してるの?」
「パフェ食べたくなったから、パフェ食べてきたのよ。
その後に少し買い物。」
その言葉に、私は笑った。
「12月の寒い時期、しかもこんな夜にフラッとパフェだけ食べに行くの、お母さんくらいだから。」
「そんなことないでしょ?
莉央だってよく一緒に食べに行ってたのに。」
「分かった、訂正する。
お母さんと私くらいだよ?」
久しぶりに親子の会話をして、少し近況報告・・・勝也のこと以外の近況報告をした。
「実家に少し寄っていく?」
「いいや、家に帰って夜ご飯作りたいし。」
「少しは料理作れるようになったのね?」
「相変わらず失敗ばっかりだよ。」
「お母さんもお父さんも料理出来るのに、どうしたんだろうね?
最近は陸(りく)まで料理してるよ?」
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