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「クリスマスはっっ連れていってくれるって約束したのに!!!!」




そう言って、涙を流しながらリビングの真ん中で叫んだ。




「母ちゃん、仕事になったからな。」



「そう言って!!!!いつもそう言って!!!!
お父さんが死んじゃってから、1回も連れて行ってくれてないよ!!!!」



「うん、でも、仕方ないから・・・。」



勝也が珍しく悲しい顔で笑っていて・・・
そんな勝也に、樹里ちゃんが物を次々に投げていく・・・



「なんでっっっ家にはお金がないの!!!??」



と・・・。



私は驚き、2人を見る・・・。



勝也は半袖で・・・。



樹里ちゃんは・・・



樹里ちゃんは・・・



男の子の服を、着ていた・・・。
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