【完】ムラムラムラモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない

Bu-cha

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「行きたかった・・・っっ!!!」



樹里ちゃんが泣きながら、勝也にどんどん物を投げていく・・・。



勝也は動かずに困った顔で笑いながら、物を投げられている・・・。




“毎日あそこまで怒らなきゃいけない何かがあるのが、可哀想だよ。”




勝也の言葉の本当の意味が、今、初めて分かった・・・。




泣きそうになったけど、意地でも耐えた。




滅茶苦茶になった部屋の中は・・・




リビングだけでなく、リビングの隣の部屋まで・・・。




それを見ながら、私は思う。




どんなに滅茶苦茶にしても、お父さんの仏壇だけは何もしなかった、樹里ちゃんのことを。





勝也は樹里ちゃんのことが“可哀想”に見えているのかもしれないけど・・・






私は違った・・・。







私は、そうじゃなくて・・・。










そうじゃ、なくて・・・


















「頑張ってるんだね・・・。」
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