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そろそろ、夏休みも終わる・・・。
大学生のバイトも多く、帰省している人も多いらしく・・・夏休みはほぼ毎日のようにシフトが入っていた。
それは、勝也も・・・。
夏休みの間は、ほぼ毎日が“本日のシェフ”だった。
先輩曰く、勝也が“本日のシェフ”の日は、大盛況だそうで・・・毎日のように大忙しだった。
「“秘書”って、彼氏いるの?」
14時過ぎ、ホールからお客様がかなり減ってきた頃“ワンコ”に話し掛けられた。
私と同じ歳で、ホールの高校生は“ワンコ”と私だけ。
「いないよ?」
「え!!!??
それ・・・他の人達に言った!?」
「言ってないけど・・・。」
「どうする?言う?彼氏欲しい?」
「彼氏・・・か・・・。」
少し、悩む・・・。
「私“は”いらないかな・・・。」
勝也には“彼女”がいるけど・・・
私“は”いらない・・・。
だって、誰とも付き合えない・・・。
こんな気持ちのまま、どうやって付き合ったらいいのか分からない・・・。
どうやって、勝也以外の人を受け入れるのか、私には分からない・・・。
大学生のバイトも多く、帰省している人も多いらしく・・・夏休みはほぼ毎日のようにシフトが入っていた。
それは、勝也も・・・。
夏休みの間は、ほぼ毎日が“本日のシェフ”だった。
先輩曰く、勝也が“本日のシェフ”の日は、大盛況だそうで・・・毎日のように大忙しだった。
「“秘書”って、彼氏いるの?」
14時過ぎ、ホールからお客様がかなり減ってきた頃“ワンコ”に話し掛けられた。
私と同じ歳で、ホールの高校生は“ワンコ”と私だけ。
「いないよ?」
「え!!!??
それ・・・他の人達に言った!?」
「言ってないけど・・・。」
「どうする?言う?彼氏欲しい?」
「彼氏・・・か・・・。」
少し、悩む・・・。
「私“は”いらないかな・・・。」
勝也には“彼女”がいるけど・・・
私“は”いらない・・・。
だって、誰とも付き合えない・・・。
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