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強く肩を抱かれたまま、家の中に強引に入れられた。
家の中に入ると、すぐに手は退かされたけど・・・
顔は凄い怖い顔をしていて・・・。
そんな顔にも負けず、私は睨み返す。
「酷い!!!酷い!!!
やっと、ちゃんと話せる所だったのに!!!」
「あんなに泣かせられて、何がちゃんと話せるだよ。
莉央をこんなに泣かせるような奴、話す権利もねーよ。」
「悲しみの涙じゃないよ!!!
会えて嬉しかったから泣いたの!!!」
そう言ったら、驚いた顔をして・・・
「会えて嬉しくて・・・そんなに泣くか?」
と・・・本気で聞いてきて・・・。
私は、ソファーに置いてあったクッションを投げつけた。
「分かんないんだよ!!!!
好きな人がいないから!!!
好きな人がいないから、分かんないんだよ!!!」
「俺・・・彼女いるけど・・・。」
「本当に好きな人のことになると、泣くんだよ!!!
悲しみや寂しさだけじゃなくて、嬉しい時だって、楽しい時だって!!!
涙が出るんだよ!!!」
もう1つのクッション、それと、リビングにあった色々な物を投げ付けていく・・・。
それを、1つずつキャッチしては冷静にダイニングテーブルの上に置いていく・・・。
それも、綺麗に・・・。
その置かれた物にも、モヤモヤする。
モヤモヤモヤモヤモヤモヤ
モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ
「お兄ちゃん・・・私、キライ!!!」
家の中に入ると、すぐに手は退かされたけど・・・
顔は凄い怖い顔をしていて・・・。
そんな顔にも負けず、私は睨み返す。
「酷い!!!酷い!!!
やっと、ちゃんと話せる所だったのに!!!」
「あんなに泣かせられて、何がちゃんと話せるだよ。
莉央をこんなに泣かせるような奴、話す権利もねーよ。」
「悲しみの涙じゃないよ!!!
会えて嬉しかったから泣いたの!!!」
そう言ったら、驚いた顔をして・・・
「会えて嬉しくて・・・そんなに泣くか?」
と・・・本気で聞いてきて・・・。
私は、ソファーに置いてあったクッションを投げつけた。
「分かんないんだよ!!!!
好きな人がいないから!!!
好きな人がいないから、分かんないんだよ!!!」
「俺・・・彼女いるけど・・・。」
「本当に好きな人のことになると、泣くんだよ!!!
悲しみや寂しさだけじゃなくて、嬉しい時だって、楽しい時だって!!!
涙が出るんだよ!!!」
もう1つのクッション、それと、リビングにあった色々な物を投げ付けていく・・・。
それを、1つずつキャッチしては冷静にダイニングテーブルの上に置いていく・・・。
それも、綺麗に・・・。
その置かれた物にも、モヤモヤする。
モヤモヤモヤモヤモヤモヤ
モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ
「お兄ちゃん・・・私、キライ!!!」
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