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勝也side.....
小さな頃から、野球が大好きだった。
お父さんも野球部だったから、幼稚園になる頃にはキャッチボールをよくしていた。
家のテレビではよく野球を見ていたし、たまに野球観戦にも連れて行ってくれた。
お父さんとは顔が全然似ていなかったけど、性格はソックリだと言われていて・・・
そう言われることが、大好きだった。
そして、お父さんと似ている所が、もう1つ・・・。
それは、料理だった。
お父さんは料理も大好きで、よく家で作ってくれていた。
その様子を隣でよく見ていたし、土日だけ食べられるお父さんの料理は絶品だった。
そして、俺が幼稚園の年中になる頃には一緒にキッチンに立ち料理を作っていた。
土日だけの、お父さんと俺の“特別な時間”。
そんな“特別な時間”で出来た料理を、お母さんと樹里が喜んで食べる・・・。
それが、俺の家・・・加瀬家での幸せな時間だった。
小さな頃から、野球が大好きだった。
お父さんも野球部だったから、幼稚園になる頃にはキャッチボールをよくしていた。
家のテレビではよく野球を見ていたし、たまに野球観戦にも連れて行ってくれた。
お父さんとは顔が全然似ていなかったけど、性格はソックリだと言われていて・・・
そう言われることが、大好きだった。
そして、お父さんと似ている所が、もう1つ・・・。
それは、料理だった。
お父さんは料理も大好きで、よく家で作ってくれていた。
その様子を隣でよく見ていたし、土日だけ食べられるお父さんの料理は絶品だった。
そして、俺が幼稚園の年中になる頃には一緒にキッチンに立ち料理を作っていた。
土日だけの、お父さんと俺の“特別な時間”。
そんな“特別な時間”で出来た料理を、お母さんと樹里が喜んで食べる・・・。
それが、俺の家・・・加瀬家での幸せな時間だった。
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