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「遅刻したら龍二のせい!!」
改札口を出てから一生懸命走る。
まぁ,一生懸命走っているのはあたしだけなんだけど。
龍二はあたしに合わせて軽く走っている程度。
「杏、さっきは本当に悪かった。」
また謝ってくるくらいならあんなことをしなければよかったのにと思いながら言う。
「どうせ溜まってただけでしょ!?」
そう聞いたけれど龍二はなにも言わない。
それを図星だと判断して続ける。
「溜まってるからって妹を使わないで!」
「・・・・・父さんには言うなよ?」
「言えるわけないでしょ!」
「そうだよな、悪かった。」
龍二があまりにも深刻な顔をしているので、大きな溜め息を吐いた後に言ってあげた。
「龍二!!
前方20メートルに見える建物はなんだ!!」
その言葉に龍二があたしを見下ろし、そしてニヤリと笑って・・・
「我等が目指す目的地だ!」
「よし!!
このまま全力疾走!!」
「イエッサァーッ!!」
龍二と2人で笑いながら、龍二と2人で通う高校に向かい全力疾走した。
改札口を出てから一生懸命走る。
まぁ,一生懸命走っているのはあたしだけなんだけど。
龍二はあたしに合わせて軽く走っている程度。
「杏、さっきは本当に悪かった。」
また謝ってくるくらいならあんなことをしなければよかったのにと思いながら言う。
「どうせ溜まってただけでしょ!?」
そう聞いたけれど龍二はなにも言わない。
それを図星だと判断して続ける。
「溜まってるからって妹を使わないで!」
「・・・・・父さんには言うなよ?」
「言えるわけないでしょ!」
「そうだよな、悪かった。」
龍二があまりにも深刻な顔をしているので、大きな溜め息を吐いた後に言ってあげた。
「龍二!!
前方20メートルに見える建物はなんだ!!」
その言葉に龍二があたしを見下ろし、そしてニヤリと笑って・・・
「我等が目指す目的地だ!」
「よし!!
このまま全力疾走!!」
「イエッサァーッ!!」
龍二と2人で笑いながら、龍二と2人で通う高校に向かい全力疾走した。
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