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号泣しながら、キャンバスの中で生きているニャンにゆっくりと歩いていく。
生きている・・・。
ニャンは生きている・・・。
そう思わずにはいられないような絵だった・・・。
「ニャン、ここにいたの・・・?」
そう言って右手をニャンに向かって伸ばしたら・・・
「こいつ、国光さんの家のネコ?」
急に男子の声が聞こえてビックリした。
でも、ニャンのキャンバスのすぐ目の前には男子が椅子に座っていた。
それにやっと気が付いた。
ニャンだけを追い掛けていたのでその男子のことは全く見ていなかった。
私がその男子を見た瞬間・・・
夏の夕陽が窓から入り、その男子をオレンジ色に染めた。
眩しすぎて思わず目を閉じてしまいそうになるくらい、オレンジ色に染めた・・・。
生きている・・・。
ニャンは生きている・・・。
そう思わずにはいられないような絵だった・・・。
「ニャン、ここにいたの・・・?」
そう言って右手をニャンに向かって伸ばしたら・・・
「こいつ、国光さんの家のネコ?」
急に男子の声が聞こえてビックリした。
でも、ニャンのキャンバスのすぐ目の前には男子が椅子に座っていた。
それにやっと気が付いた。
ニャンだけを追い掛けていたのでその男子のことは全く見ていなかった。
私がその男子を見た瞬間・・・
夏の夕陽が窓から入り、その男子をオレンジ色に染めた。
眩しすぎて思わず目を閉じてしまいそうになるくらい、オレンジ色に染めた・・・。
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