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「こいつ、半年くらい前かな?急に見なくなって。
それまではどこから入ったのか毎日うちのマンションの中にいて。
俺の家の前をウロウロして俺にガン飛ばしてくる不細工なネコ、国光さんの家のネコだったのか。」
「ねぇ・・・全然不細工じゃないから!!
見てよ!!!ほら!!!
めっっっちゃ綺麗じゃん!!美しいじゃん!!!」
叫びながら須崎君が描いたニャンの絵を指差した。
「いや・・・これは上手くデッサン出来てない・・・と、思う。
強烈にあのネコを描きたい衝動に駆られて描いただけだから。
勢いで描いただけだからいつもの俺の絵とは違う。」
そんなことを言って・・・
キャンバスをゆっくりと持ち上げて私に差し出してきた。
「やるよ、可愛がってたネコなんだろ?」
「いいの・・・?
写真もなかったから嬉しい・・・。」
オレンジ君に染まり続ける須崎君を見上げながら聞くと、須崎君が意地悪な顔で笑ってきた。
「そんなに泣くくらい可愛がってたなら、首輪つけるなり家に閉じ込めておくなりしておけよ。
写真もないうえに名前も“ニャン”とか酷い飼い主だな。」
そう言われ・・・
「ニャンは野良猫だから!!!」
「・・・野良猫かよ!!?
野良猫にそんな泣けるのかよ!!?
めっっっちゃ良い奴だな!!!」
須崎君が大笑いし、それから私の顔をジッと見て・・・
右手を私の顔にゆっくりと伸ばしてきた。
両手でキャンバスのニャンを抱き締めていたので須崎君の右手を目で追うことしか出来ない。
そしたら、その右手の指先が私の瞼へと伸びてきて・・・
「・・・っ」
私の瞼に優しく触れ、アイテープを取ってくれたのが分かった。
「ありがとう。」
不良だと思われている須崎君・・・須崎君こそめちゃくちゃ良い奴だと思いながら、笑顔でお礼を伝えた。
そんな私の顔を須崎君が驚いた顔で見ている。
そして・・・
「こっちの顔、めっっっちゃタイプなんですけど。」
そう言われた。
それまではどこから入ったのか毎日うちのマンションの中にいて。
俺の家の前をウロウロして俺にガン飛ばしてくる不細工なネコ、国光さんの家のネコだったのか。」
「ねぇ・・・全然不細工じゃないから!!
見てよ!!!ほら!!!
めっっっちゃ綺麗じゃん!!美しいじゃん!!!」
叫びながら須崎君が描いたニャンの絵を指差した。
「いや・・・これは上手くデッサン出来てない・・・と、思う。
強烈にあのネコを描きたい衝動に駆られて描いただけだから。
勢いで描いただけだからいつもの俺の絵とは違う。」
そんなことを言って・・・
キャンバスをゆっくりと持ち上げて私に差し出してきた。
「やるよ、可愛がってたネコなんだろ?」
「いいの・・・?
写真もなかったから嬉しい・・・。」
オレンジ君に染まり続ける須崎君を見上げながら聞くと、須崎君が意地悪な顔で笑ってきた。
「そんなに泣くくらい可愛がってたなら、首輪つけるなり家に閉じ込めておくなりしておけよ。
写真もないうえに名前も“ニャン”とか酷い飼い主だな。」
そう言われ・・・
「ニャンは野良猫だから!!!」
「・・・野良猫かよ!!?
野良猫にそんな泣けるのかよ!!?
めっっっちゃ良い奴だな!!!」
須崎君が大笑いし、それから私の顔をジッと見て・・・
右手を私の顔にゆっくりと伸ばしてきた。
両手でキャンバスのニャンを抱き締めていたので須崎君の右手を目で追うことしか出来ない。
そしたら、その右手の指先が私の瞼へと伸びてきて・・・
「・・・っ」
私の瞼に優しく触れ、アイテープを取ってくれたのが分かった。
「ありがとう。」
不良だと思われている須崎君・・・須崎君こそめちゃくちゃ良い奴だと思いながら、笑顔でお礼を伝えた。
そんな私の顔を須崎君が驚いた顔で見ている。
そして・・・
「こっちの顔、めっっっちゃタイプなんですけど。」
そう言われた。
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