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“いつか私をモデルに描いてよ、ニャン”
放課後の美術室の中、やけに響く声でそう言われた。
校庭で部活をしているはずの運動部達の声が急に静かになったから、国光さんの声がこんなにも響いてきたのだと思う。
俺の“普通”の絵を上書きし、キャンバスの中から俺を真っ直ぐと見ている“普通”ではないくらいにタイプど真ん中の国光さんに、俺は自然と頷いた。
「明日から描こうか?」
「文化祭の準備で生徒会は大忙しだから、いつかでいいよ!」
コンクールに出すつもりでいた絵よりも国光さんをモデルにすぐにでも描きたいと思い提案したら、こう言われてしまった。
そして国光さんが笑いながらキャンバスの中からいなくなると・・・
美術室の中にまた音が戻ってきた。
「神様の娘だから、本物の“天使”なのか・・・。」
思わずそう呟くと、国光さんは面白そうに笑った。
「ただの神社の娘だよ。
いつか私がお父さんの次の神主になるけどね!」
そう言って、俺の腕をソッと指先で触れた・・・。
その瞬間・・・
「・・・っ」
腕が焦げたかのように熱くなり、慌てて自分の腕を見下ろした。
そしたら勿論腕は焦げていなくて・・・。
国光さんの指先から俺の身体中に熱が回っていき、心臓が焼き付くように締め付けられた。
国光さんの細い指先を見下ろしながら右手で心臓を押さえると、国光さんが俺の腕をソッと掴んできた。
その様子を見てこの心臓が掴まれたような錯覚に陥り、俺は右手でもっと心臓を押さえる。
「美術部で生徒会の手伝いに来てくれてないのニャンだけだよ?
美術部で1番絵が上手いって顧問の武田先生も言ってたしちゃんと来てよ!」
放課後の美術室の中、やけに響く声でそう言われた。
校庭で部活をしているはずの運動部達の声が急に静かになったから、国光さんの声がこんなにも響いてきたのだと思う。
俺の“普通”の絵を上書きし、キャンバスの中から俺を真っ直ぐと見ている“普通”ではないくらいにタイプど真ん中の国光さんに、俺は自然と頷いた。
「明日から描こうか?」
「文化祭の準備で生徒会は大忙しだから、いつかでいいよ!」
コンクールに出すつもりでいた絵よりも国光さんをモデルにすぐにでも描きたいと思い提案したら、こう言われてしまった。
そして国光さんが笑いながらキャンバスの中からいなくなると・・・
美術室の中にまた音が戻ってきた。
「神様の娘だから、本物の“天使”なのか・・・。」
思わずそう呟くと、国光さんは面白そうに笑った。
「ただの神社の娘だよ。
いつか私がお父さんの次の神主になるけどね!」
そう言って、俺の腕をソッと指先で触れた・・・。
その瞬間・・・
「・・・っ」
腕が焦げたかのように熱くなり、慌てて自分の腕を見下ろした。
そしたら勿論腕は焦げていなくて・・・。
国光さんの指先から俺の身体中に熱が回っていき、心臓が焼き付くように締め付けられた。
国光さんの細い指先を見下ろしながら右手で心臓を押さえると、国光さんが俺の腕をソッと掴んできた。
その様子を見てこの心臓が掴まれたような錯覚に陥り、俺は右手でもっと心臓を押さえる。
「美術部で生徒会の手伝いに来てくれてないのニャンだけだよ?
美術部で1番絵が上手いって顧問の武田先生も言ってたしちゃんと来てよ!」
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