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心臓が、わたしの人より小さな心臓が、また何かに握られる。
痛い・・・
痛い・・・
「また、何かあるかもしれねーし・・・」
その言葉に、両手を胸の前でギュッと握る。
「大丈夫です・・・。
青田さんには迷惑掛けません・・・。」
そう言い切って、また歩き出そうとした・・・
「待って!!!待って・・・」
また、青田さんの大きな声と、凄く小さな声も聞こえた。
「これ・・・」
そう言って、わたしの隣に近付き、俯いていた視線の先に、名刺を見せてきた。
そして、クルッと裏側を見せて・・・
「これ、俺の連絡先・・・
いつでもいいから、何でもいいから、連絡して・・・」
その番号を・・・
数字の羅列を見て・・・
わたしは、笑う。
「いりません。」
大きなこの人、青田さんをしっかり見上げる。
「そんなの、いりません。」
言い切ったわたしに、青田さんは驚き・・・
小さく息を吸い・・・
「ここに・・・置いとくから・・・」
そう言いながら、その名刺をわたしのデスクの上にゆっくりと置く。
わたしのデスクの上に置かれた名刺を勢いよくわたしは取り上げ、青田さんの胸に突き返す。
「いらない・・・!!こんなの、いらない・・・!!!!」
痛い・・・
痛い・・・
「また、何かあるかもしれねーし・・・」
その言葉に、両手を胸の前でギュッと握る。
「大丈夫です・・・。
青田さんには迷惑掛けません・・・。」
そう言い切って、また歩き出そうとした・・・
「待って!!!待って・・・」
また、青田さんの大きな声と、凄く小さな声も聞こえた。
「これ・・・」
そう言って、わたしの隣に近付き、俯いていた視線の先に、名刺を見せてきた。
そして、クルッと裏側を見せて・・・
「これ、俺の連絡先・・・
いつでもいいから、何でもいいから、連絡して・・・」
その番号を・・・
数字の羅列を見て・・・
わたしは、笑う。
「いりません。」
大きなこの人、青田さんをしっかり見上げる。
「そんなの、いりません。」
言い切ったわたしに、青田さんは驚き・・・
小さく息を吸い・・・
「ここに・・・置いとくから・・・」
そう言いながら、その名刺をわたしのデスクの上にゆっくりと置く。
わたしのデスクの上に置かれた名刺を勢いよくわたしは取り上げ、青田さんの胸に突き返す。
「いらない・・・!!こんなの、いらない・・・!!!!」
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