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「あ!!!!」
青田さんが急に大きな声を出し、部屋に掛かっている時計を見上げた。
「ごめん!!ちょっとテレビ見てもいいか!?」
何事かと思って頷くと、青田さんが大急ぎでテレビをつけた。
そして、テレビの画面が映った瞬間・・・
「あ、“shu-”。」
と、画面に出た“shu-”を見て、わたしはフッと名前を言った。
「知ってるんだ、“shu-”。」
「最近たまに出てますよね?」
可愛い“shu-”が明るく笑う姿を見て、わたしも自然と笑顔になる。
「今、わたしの1番憧れの女の子なんだ。」
隣から青田さんの視線を感じながら、わたしは続ける。
「男の子だけど、女の子にも負けないくらい可愛いし・・・。
女の子みたいなのに、なんだか・・・女のわたしも気になる、よく分からない不思議な色気があって。」
そう言いながら青田さんを見上げると、すごく嬉しそうに・・・優しい笑顔でわたしを見下ろしていた。
「俺、“shu-”のファン1号だから。」
そんなふざけたことを、真剣に言ってきて・・・
「それはウソだな、ファン3号・・・いや、4号か。」
と、またふざけたことを大真面目に、でも、本当に本気の目で言ってくる。
「もしかして、“shu-”見たくてテレビつけたんですか?」
青田さんが急に大きな声を出し、部屋に掛かっている時計を見上げた。
「ごめん!!ちょっとテレビ見てもいいか!?」
何事かと思って頷くと、青田さんが大急ぎでテレビをつけた。
そして、テレビの画面が映った瞬間・・・
「あ、“shu-”。」
と、画面に出た“shu-”を見て、わたしはフッと名前を言った。
「知ってるんだ、“shu-”。」
「最近たまに出てますよね?」
可愛い“shu-”が明るく笑う姿を見て、わたしも自然と笑顔になる。
「今、わたしの1番憧れの女の子なんだ。」
隣から青田さんの視線を感じながら、わたしは続ける。
「男の子だけど、女の子にも負けないくらい可愛いし・・・。
女の子みたいなのに、なんだか・・・女のわたしも気になる、よく分からない不思議な色気があって。」
そう言いながら青田さんを見上げると、すごく嬉しそうに・・・優しい笑顔でわたしを見下ろしていた。
「俺、“shu-”のファン1号だから。」
そんなふざけたことを、真剣に言ってきて・・・
「それはウソだな、ファン3号・・・いや、4号か。」
と、またふざけたことを大真面目に、でも、本当に本気の目で言ってくる。
「もしかして、“shu-”見たくてテレビつけたんですか?」
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