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一旦わたしの部屋に寄ってくれ、また荷物などを持ち青田さんの家に来た。
「青田さん、これお土産です!」
「ありがと!地ビールか!」
「お母さんが、青田さんにって。」
「俺のこと・・・話してくれたんだ・・・。」
青田さんが嬉しそうに笑う。
そして・・・
「俺もこれ・・・お土産っていうか・・・なんというか・・・」
と、高級ブランドの小さな紙袋を渡してきて・・・
「何ですか・・・?」
紙袋を受け取り、箱まで高級そうなしっかりした箱を、破れてしまわないようソッと開ける・・・。
「化粧品・・・?」
高級そうな綺麗なパレット。
それを、ゆっくりと、開く・・・。
「アイシャドウですか?綺麗・・・」
キラキラと綺麗に輝く、アイシャドウだった。
「こんな高級な化粧品、わたしには買えないから嬉しい。
でも・・・青田さんが・・・?」
「そこは申し訳ないんだけど、俺だけじゃなくて。
きょうだいに相談してアドバイスもらって、一緒に買いに行ってくれてさ。」
「あ、妹さん?」
聞いたわたしに、青田さんが吹き出し大笑いした。
「俺の妹が化粧とかねーから!弟の方!」
「青田さん、弟もいましたっけ?」
「うん、弟の方がこういう系の仕事っていうか・・・特技?いや、趣味?みたいなので。
水沢さんの写真見せたら、その色が合うって選んでくれてさ。」
「青田さんも・・・わたしのこと、話してくれたんですね?」
青田さんを、見上げる。
「写真なんて、撮った?何の写真?」
「あ!!!その・・・経理部の求人で写ってたやつで・・・」
「青田さん、これお土産です!」
「ありがと!地ビールか!」
「お母さんが、青田さんにって。」
「俺のこと・・・話してくれたんだ・・・。」
青田さんが嬉しそうに笑う。
そして・・・
「俺もこれ・・・お土産っていうか・・・なんというか・・・」
と、高級ブランドの小さな紙袋を渡してきて・・・
「何ですか・・・?」
紙袋を受け取り、箱まで高級そうなしっかりした箱を、破れてしまわないようソッと開ける・・・。
「化粧品・・・?」
高級そうな綺麗なパレット。
それを、ゆっくりと、開く・・・。
「アイシャドウですか?綺麗・・・」
キラキラと綺麗に輝く、アイシャドウだった。
「こんな高級な化粧品、わたしには買えないから嬉しい。
でも・・・青田さんが・・・?」
「そこは申し訳ないんだけど、俺だけじゃなくて。
きょうだいに相談してアドバイスもらって、一緒に買いに行ってくれてさ。」
「あ、妹さん?」
聞いたわたしに、青田さんが吹き出し大笑いした。
「俺の妹が化粧とかねーから!弟の方!」
「青田さん、弟もいましたっけ?」
「うん、弟の方がこういう系の仕事っていうか・・・特技?いや、趣味?みたいなので。
水沢さんの写真見せたら、その色が合うって選んでくれてさ。」
「青田さんも・・・わたしのこと、話してくれたんですね?」
青田さんを、見上げる。
「写真なんて、撮った?何の写真?」
「あ!!!その・・・経理部の求人で写ってたやつで・・・」
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