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個室に戻る途中、さっきの男の人の話を思い出す。
“それまで散々女食い散らかしてた健吾が、大学1年の時に『初恋』とか騒いでて!
しかも、その相手が!!
大学1年の健吾に対して中学1年の子!!”
気持ち悪い・・・
“社会人になっても酔っ払うと、初恋の子の話よくしてたよ!
聞かなくなったな~と思ったら、のんちゃんを連れてきてさ!”
気持ち悪い・・・
“のんちゃん見てビックリ!!
健吾が言ってた初恋の子の特徴のまんま!!
小さくて、白くて~、あと目が大きくて・・・
髪の毛も短くて綺麗な黒髪って!!”
気持ち悪い・・・
「あ!のんちゃん戻ってきた~!
さっきの話さ・・・どうした?具合悪い?」
「うん、ごめん・・・先に帰るね?」
震える手でお財布からお札を取り出し、テーブルに置く。
「待って、健吾君呼ぶから。」
「いい!!!」
驚いた女の子が、わたしを見る。
「ごめん・・・大丈夫、1人で帰れるから、ごめん・・・。」
“それまで散々女食い散らかしてた健吾が、大学1年の時に『初恋』とか騒いでて!
しかも、その相手が!!
大学1年の健吾に対して中学1年の子!!”
気持ち悪い・・・
“社会人になっても酔っ払うと、初恋の子の話よくしてたよ!
聞かなくなったな~と思ったら、のんちゃんを連れてきてさ!”
気持ち悪い・・・
“のんちゃん見てビックリ!!
健吾が言ってた初恋の子の特徴のまんま!!
小さくて、白くて~、あと目が大きくて・・・
髪の毛も短くて綺麗な黒髪って!!”
気持ち悪い・・・
「あ!のんちゃん戻ってきた~!
さっきの話さ・・・どうした?具合悪い?」
「うん、ごめん・・・先に帰るね?」
震える手でお財布からお札を取り出し、テーブルに置く。
「待って、健吾君呼ぶから。」
「いい!!!」
驚いた女の子が、わたしを見る。
「ごめん・・・大丈夫、1人で帰れるから、ごめん・・・。」
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