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ヤバイヤバイヤバイ・・・。
それだけしか考えられないくらいに、ヤバイ。
三往復どころか・・・最後まで入れるのも出来ないくらいにもうヤバイ。
“自信ある”
そう言ったけど、これは無理だ。
“弟”には太刀打ち出来ない・・・。
脱力しながらも俺を見ている海神ちゃんに笑い掛ける。
「海神ちゃん、ごめん。
俺やっぱり自信ないです。
三往復でもいいですか?」
俺がそう言うと海神ちゃんは嬉しそうに笑った。
「それ、ズルイ。
海でナンパしてきた時と同じ台詞!!」
「みんなの分のご飯運ぶよ~!
こんな身体だから一往復で出来るよ!
って、最初は思ってたけどね。
海神ちゃんに手伝ってもらってたら自信なくなってきちゃって、三往復かかるな~ってね。」
「女の子ばっかりの所にフニャフニャの男の子が1人で来て、“この男達にナンパされなかった?友達なんだけどはぐれた”って言われて皆で心配してたのに。」
「俺のご飯まで奢ってくれて優しいお姉様達だったよね?
みんな騙されないか心配。」
「だって、本当にフニャフニャの男の子で。
1人じゃ場所分からなくなりそうだから一緒に行こうって海の家に誘われた時も“そうだろうね”って思ったし。」
「連絡先もすぐに教えてくれてね?」
「“一人暮らし始めるから買い物付き合って。初めて一人暮らしするから何していいか分からない。”なんて言われたらね。
実際に行ったら、家具家電揃ってたけど。」
「“アヤメ”が住んでた部屋だからね。
家具家電は全て置いていってくれた。」
海神ちゃんとの懐かしい出会いの話をする。
あの時は一往復から三往復にしてもらったけど・・・。
「ごめん、今回は本気で自信ない。
格好悪い姿見せてもいい?」
「私なんて2年間も見せてたんだから、むしろ早く見せてよ。」
海神ちゃんがガッカリするどころか本当に嬉しそうな顔で笑ってくれる。
やっぱり、海神ちゃんはアンバランスで。
弱い海なのか強い海なのか分からない。
でも1つだけ分かるのは、あのオーシャンの妹・・・。
男にしか見えないはずの明ねえちゃんを、高校1年生の頃から愛してくれた大海の妹・・・。
“海”の“神”。
あの男を殺すための情報を10年間も届け続けてくれた“女神”・・・。
“アヤメ”を救ってくれた“女神”・・・。
俺は救うことが出来なかった“アヤメ”を救ってくれた“海”の“神”・・・。
そんな海神ちゃんが優しく笑いながら両手を伸ばしてくれた。
俺はその両手に手を伸ばし・・・
離れてしまわないように握り締め・・・
海神ちゃんの中に、沈んだ・・・。
それだけしか考えられないくらいに、ヤバイ。
三往復どころか・・・最後まで入れるのも出来ないくらいにもうヤバイ。
“自信ある”
そう言ったけど、これは無理だ。
“弟”には太刀打ち出来ない・・・。
脱力しながらも俺を見ている海神ちゃんに笑い掛ける。
「海神ちゃん、ごめん。
俺やっぱり自信ないです。
三往復でもいいですか?」
俺がそう言うと海神ちゃんは嬉しそうに笑った。
「それ、ズルイ。
海でナンパしてきた時と同じ台詞!!」
「みんなの分のご飯運ぶよ~!
こんな身体だから一往復で出来るよ!
って、最初は思ってたけどね。
海神ちゃんに手伝ってもらってたら自信なくなってきちゃって、三往復かかるな~ってね。」
「女の子ばっかりの所にフニャフニャの男の子が1人で来て、“この男達にナンパされなかった?友達なんだけどはぐれた”って言われて皆で心配してたのに。」
「俺のご飯まで奢ってくれて優しいお姉様達だったよね?
みんな騙されないか心配。」
「だって、本当にフニャフニャの男の子で。
1人じゃ場所分からなくなりそうだから一緒に行こうって海の家に誘われた時も“そうだろうね”って思ったし。」
「連絡先もすぐに教えてくれてね?」
「“一人暮らし始めるから買い物付き合って。初めて一人暮らしするから何していいか分からない。”なんて言われたらね。
実際に行ったら、家具家電揃ってたけど。」
「“アヤメ”が住んでた部屋だからね。
家具家電は全て置いていってくれた。」
海神ちゃんとの懐かしい出会いの話をする。
あの時は一往復から三往復にしてもらったけど・・・。
「ごめん、今回は本気で自信ない。
格好悪い姿見せてもいい?」
「私なんて2年間も見せてたんだから、むしろ早く見せてよ。」
海神ちゃんがガッカリするどころか本当に嬉しそうな顔で笑ってくれる。
やっぱり、海神ちゃんはアンバランスで。
弱い海なのか強い海なのか分からない。
でも1つだけ分かるのは、あのオーシャンの妹・・・。
男にしか見えないはずの明ねえちゃんを、高校1年生の頃から愛してくれた大海の妹・・・。
“海”の“神”。
あの男を殺すための情報を10年間も届け続けてくれた“女神”・・・。
“アヤメ”を救ってくれた“女神”・・・。
俺は救うことが出来なかった“アヤメ”を救ってくれた“海”の“神”・・・。
そんな海神ちゃんが優しく笑いながら両手を伸ばしてくれた。
俺はその両手に手を伸ばし・・・
離れてしまわないように握り締め・・・
海神ちゃんの中に、沈んだ・・・。
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