【完】女神達が愛した弟(カットページ掲載済2023.6.17)

Bu-cha

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さっきの会話で、わたしが弟さんから“女神”と言われていたと気付いていた海神ちゃんに聞かれる。



それに私は照れながらも頷く。



「“女神”だなんて恥ずかしい・・・。
ただの“星”ならまだ分かるけど、わたしに“神”は似合わない。」



「なんで!?星神ちゃん凄い綺麗だから“女神”だよ!!
夜空に静かに光ってる星の神!!
静かだけど消えない星、綺麗に輝いてる星!!
その“女神”みたいだなって思った!!」



「そんなこと初めて言ってもらえた・・・。」



「昔から綺麗な子だなって思ってた。
わたし好みの顔であるのは勿論なんだけど、なんだか綺麗な子だなって。
その理由がさっき分かった。
真坂家の海とは違う、強い輝きを持ってる目をしてた。」



海神ちゃんにそんな嬉しいことを言ってもらい、でも恥ずかしい気持ちにもなる。



「海神ちゃんの瞳には激しいくらいの波が見えたよ?」



「それは・・・そうだと思う。
我が家は全員がそうだから。
そういう風に生きるように激しすぎる教えの中で育ったから。
お兄ちゃんの名前が大きな海って書いて“オーシャン”だし、わたしの名前は海の神だからね?」



海神ちゃんがそう言いながら嬉しそうに笑って・・・



「弟君と出会ってから、この大嫌いな名前にも両親の愛を感じられるようになってたの。
でも、今は星神ちゃんと同じ“神”が付いてて凄い嬉しい。」



「それは、わたしも・・・。
ただの星だけじゃなくて、海神ちゃんと同じ“神”が付いてて・・・。
それがあったから、海神ちゃんと出会えたような気がする・・・。 



「それはそうかもね!!
うちら、2人の弟の“女神”らしいし!!」



2人で見詰め合いながら、またお酒で乾杯をした。



海神ちゃんが予約してくれたお店。
元々キラキラのお店だったけど、さっきよりももっともっと輝きが増した。
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