【完】秋の夜長に見る恋の夢

Bu-cha

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「加賀さん、箕輪さん、今日うちらのサークルで飲み会するんだけど、よかったら来ない?」



次の授業が始まる前、姫と席に座っていたら男子3人からそう言われた。
たまにこういうお誘いがあるけど、毎回断っている。



「私はバイトがあるから、ごめんね。」



「私はまだ未成年だからお酒飲めないからね?
そういう所気を付けないと、“加賀製薬の娘、未成年なのに飲酒”とか表沙汰になると大変なんだよ。
大変なんだよ~・・・社長の一人娘は本当に大変なんだよ~・・・。」



今回もそう答えると、男子3人は笑いながらその後も少し話して、今回も無事に断ることが出来た。



「小町のそういう感じは加賀の家で1人だけ違うよね。」



「隼人からこういう時の流し方は教わってるからね。
“可哀想”って思われるくらいがいいんだって。
社長の一人娘を見下せて相手は気持ち良いらしいよ?」



「隼人の頭か・・・。
小町のお父さんからの教えと隼人の頭が合わさると、そういう切り口になるのね・・・。」



姫が少し真面目な顔で頷き、何かを考えている様子だった。
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