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男子高校生から純粋にそう聞かれ・・・。
これには私も何て答えていいのか分からない・・・。
「仕事が恋人とか・・・?」
「いやいやいや!!
勉強が恋人だった時も正月は普通に休んでたよ!?」
「そうなんだ・・・。
うちに居候してるし、無理してるのかな?」
いくら武蔵のお父さんの友達とはいえ、私のお父さんは武蔵の会社の社長で・・・。
家の中でお父さんと武蔵が話しているのは見たことがないけど、見たことがないってことは武蔵にとって気が抜けない場所になっているのかもしれない。
この屋敷にいるよりも、会社で仕事をしていた方がいいのかもしれない・・・。
「くっっっっら!!!!」
私がそう考えていたら、向かい側に座っていた拳君が大きな声でそう言ってきた。
「暗闇なのにまだそこから暗くなるの!?
それなのに平然と立ってられるのが逆に怖いんだけど!!」
「・・・そんなに暗い?」
「暗い暗い、ヤバいね!!
こんなに暗い人見たことないから!!」
拳君がそう言って大笑いしたことによって、何だか少し気持ちが軽くなった。
「お兄ちゃん難しいだろうからね~。
恋愛とか何も興味ないだろうし。」
「そうだよね、やっぱりそんな感じだよね?」
「まず、こんな美人と毎日過ごしてて何も起きてないのが凄いよね?
しかも婚約者なんでしょ?」
「武蔵には・・・まだ言えてない。
言ったらもっと好きになって貰えないように思って。」
「それはあるかもね!
お兄ちゃんそもそも結婚とか興味ないだろうし。」
これには私も何て答えていいのか分からない・・・。
「仕事が恋人とか・・・?」
「いやいやいや!!
勉強が恋人だった時も正月は普通に休んでたよ!?」
「そうなんだ・・・。
うちに居候してるし、無理してるのかな?」
いくら武蔵のお父さんの友達とはいえ、私のお父さんは武蔵の会社の社長で・・・。
家の中でお父さんと武蔵が話しているのは見たことがないけど、見たことがないってことは武蔵にとって気が抜けない場所になっているのかもしれない。
この屋敷にいるよりも、会社で仕事をしていた方がいいのかもしれない・・・。
「くっっっっら!!!!」
私がそう考えていたら、向かい側に座っていた拳君が大きな声でそう言ってきた。
「暗闇なのにまだそこから暗くなるの!?
それなのに平然と立ってられるのが逆に怖いんだけど!!」
「・・・そんなに暗い?」
「暗い暗い、ヤバいね!!
こんなに暗い人見たことないから!!」
拳君がそう言って大笑いしたことによって、何だか少し気持ちが軽くなった。
「お兄ちゃん難しいだろうからね~。
恋愛とか何も興味ないだろうし。」
「そうだよね、やっぱりそんな感じだよね?」
「まず、こんな美人と毎日過ごしてて何も起きてないのが凄いよね?
しかも婚約者なんでしょ?」
「武蔵には・・・まだ言えてない。
言ったらもっと好きになって貰えないように思って。」
「それはあるかもね!
お兄ちゃんそもそも結婚とか興味ないだろうし。」
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