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「全然可愛くないですから。」
「いや、可愛いでしょ。
社内の人から人気だと思うよ。
同期とかは?言い寄られるでしょ?」
「言い寄られますね。」
本当のことを答えると派遣さんが面白そうに笑った。
「でも、私は全然可愛くないので。」
「可愛いから言い寄られてるんじゃないの?」
「そうなんですかね?」
そんなつまらない話を派遣さんと少しだけして、また面接が始まった。
こういう話は苦手なのに、この派遣さんはいつもいきなりしてくる。
それまで何の動きもなかったのに、いきなり。
「明日の土曜日、夕方で一旦面接終わるしご飯でも行かない?」
面接が終わった瞬間、いきなり、そんな誘いをしてきた。
それに微笑みながら首を横に振る。
「五感で見た結果、“✕”でした。」
.
「いや、可愛いでしょ。
社内の人から人気だと思うよ。
同期とかは?言い寄られるでしょ?」
「言い寄られますね。」
本当のことを答えると派遣さんが面白そうに笑った。
「でも、私は全然可愛くないので。」
「可愛いから言い寄られてるんじゃないの?」
「そうなんですかね?」
そんなつまらない話を派遣さんと少しだけして、また面接が始まった。
こういう話は苦手なのに、この派遣さんはいつもいきなりしてくる。
それまで何の動きもなかったのに、いきなり。
「明日の土曜日、夕方で一旦面接終わるしご飯でも行かない?」
面接が終わった瞬間、いきなり、そんな誘いをしてきた。
それに微笑みながら首を横に振る。
「五感で見た結果、“✕”でした。」
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