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見上げてみると、加賀さんだった。
研究職の加賀武蔵さん・・・。
副社長、小町さんの旦那さん。
入社の時に少しだけ話したことがあるだけで、それ以来社内で話し掛けられることはなかった。
「加賀さん!お疲れ様です!!」
小町さんの旦那さんから声を掛けて貰えるとは思わず、これには興奮する。
「夜遅くまで面接してるんだって?
大丈夫?」
「昨日は夜1時には終わりました!!」
「遅すぎるよね、帰りどうしてるの?」
「小町さんからタクシー使っていいって言われてるので、有り難く使わせて貰ってます!!」
私がそう答えると、加賀さんが怒った様子で矢田さんの方を見た。
「女の子にそんな遅くまで仕事させないようにね。」
「俺も22時以降は1人で面接するって毎日言ってるんですけどね。
御社の“戦士”が自分もやると聞かないものですから。」
私のことなのか“戦士”と言われた。
それには少し驚いて矢田さんを見ると、矢田さんが不思議そうな顔で私を見た。
「的場さんって、副社長の直属の部下だよね?
それなら絶対に“戦士”だけど。」
そんなことを言いながら矢田さんは加賀さんを見上げる。
加賀さんは優しい顔をしながら矢田さんに頷き、私の方に視線を移した。
「戦える者でなければいけないからね。
小町の下についている社員は、皆が戦う者だよ。
的場さんもその1人。
小町の為に戦う者の1人。」
そう言われ・・・小町さんの美しい姿を思い浮かべる。
「副社長からは、“戦える者”を採用したいと言われてる。」
小町さんを思い浮かべていた時、矢田さんにそう言われた。
研究職の加賀武蔵さん・・・。
副社長、小町さんの旦那さん。
入社の時に少しだけ話したことがあるだけで、それ以来社内で話し掛けられることはなかった。
「加賀さん!お疲れ様です!!」
小町さんの旦那さんから声を掛けて貰えるとは思わず、これには興奮する。
「夜遅くまで面接してるんだって?
大丈夫?」
「昨日は夜1時には終わりました!!」
「遅すぎるよね、帰りどうしてるの?」
「小町さんからタクシー使っていいって言われてるので、有り難く使わせて貰ってます!!」
私がそう答えると、加賀さんが怒った様子で矢田さんの方を見た。
「女の子にそんな遅くまで仕事させないようにね。」
「俺も22時以降は1人で面接するって毎日言ってるんですけどね。
御社の“戦士”が自分もやると聞かないものですから。」
私のことなのか“戦士”と言われた。
それには少し驚いて矢田さんを見ると、矢田さんが不思議そうな顔で私を見た。
「的場さんって、副社長の直属の部下だよね?
それなら絶対に“戦士”だけど。」
そんなことを言いながら矢田さんは加賀さんを見上げる。
加賀さんは優しい顔をしながら矢田さんに頷き、私の方に視線を移した。
「戦える者でなければいけないからね。
小町の下についている社員は、皆が戦う者だよ。
的場さんもその1人。
小町の為に戦う者の1人。」
そう言われ・・・小町さんの美しい姿を思い浮かべる。
「副社長からは、“戦える者”を採用したいと言われてる。」
小町さんを思い浮かべていた時、矢田さんにそう言われた。
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