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そう言ってきた社長さんを真っ直ぐと見る。
社長さんも私を真っ直ぐと見てきた。



「あの副社長さんも絶世の美女みたいな見た目で、中身は“女性”じゃないだろ。」



「小町さんは可愛いですよ?
ツンケンしてたんじゃないですか?
私の前ではいつも可愛いですけどね。」



「あの人を可愛くさせる部下、すげーな!
副社長さんといつから知り合いなんだよ?」



また来た生ビールを一気に飲み、それから答えた。



「私が小学校6年生の時から知り合いでした。」



そう答えたら・・・



何故か隣に座っていた矢田さんが咳き込み、むせている。



「大丈夫ですか?」



「・・・いや、え・・・!?
副社長さんと小学校6年生から知り合いなの!?」



「そうですけど・・・。」



「・・・マジか。」



そう呟いて矢田さんが項垂れていて。
それに首を傾げながら社長さんの方を見る。
社長さんは大笑いしながら残っていたカルビを食べ・・・



「カルビ、こんなだったか・・・?
俺今何歳になったんだよ・・・。」



と、自分の年齢についてそんなことを言っている。
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