127 / 295
8
8-6
しおりを挟む
泣きたくなった・・・。
嬉しくて嬉しくて、泣きたくなった・・・。
ずっとずっと、私は・・・“妙”はここに来たかったから。
でも、女の子らしくなる為に来られなかったから。
大好きなこの場所よりも、“妙”は拳(けん)と仲直りすることを選んだから。
拳(けん)が言っていたから。
“妙”をバカにしたような顔で笑って、拳(けん)がそう言っていたから。
だから、女の子らしくなってビックリさせてやろうと思っていた。
思わず声を掛けてしまうくらい、女の子らしく・・・。
女の子らしくを、追究した・・・。
拳(けん)の為に・・・。
拳(けん)の為だけに・・・。
拳(けん)と仲直りする為だけに・・・。
────────────
──────
───
嬉しくて嬉しくて、泣きたくなった・・・。
ずっとずっと、私は・・・“妙”はここに来たかったから。
でも、女の子らしくなる為に来られなかったから。
大好きなこの場所よりも、“妙”は拳(けん)と仲直りすることを選んだから。
拳(けん)が言っていたから。
“妙”をバカにしたような顔で笑って、拳(けん)がそう言っていたから。
だから、女の子らしくなってビックリさせてやろうと思っていた。
思わず声を掛けてしまうくらい、女の子らしく・・・。
女の子らしくを、追究した・・・。
拳(けん)の為に・・・。
拳(けん)の為だけに・・・。
拳(けん)と仲直りする為だけに・・・。
────────────
──────
───
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
14
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる