141 / 295
8
8-20
しおりを挟む
そして着いたのは、私が行こうとしていた空手道場だった・・・。
それにも驚きながらいつものように靴を脱いでからお辞儀をして道場に入る。
“妙”と書かれた木の札をひっくり返し・・・
そして、気付いた。
お兄ちゃんが辞めてから私の隣は空いていたのに、今日は他の人の札が掛かっている。
よく見てみると・・・
“拳(こぶし)”と書かれていた。
格好良い名前だなと思っていた時・・・
「拳(けん)か、お父さんから聞いてるぞ。」
と・・・。
松居先生の声が聞こえた。
松居先生の声を追って見てみると、男の子だった・・・。
さっきの後ろ姿の男の子だった・・・。
あの破天荒な男の子だった・・・。
その破天荒な男の子を見ていたら松居先生が私の方を見てきた。
そして大笑いしている。
「良い感じに猿になったな、妙(たえ)!!」
その言葉に今度は男の子が私の方を見てきて・・・
見てきて・・・
驚いた顔をしてきた。
一瞬、髪の毛のことかと思ったけど目線が私の胸の辺りで・・・。
何かと思っていたら・・・
「白帯だけどそんなに空手が好きなんだ?」
と聞いてきたから、答えた。
「全然!!めちゃくちゃつまんない!!」
そう答えたら男の子が更に驚いた顔になって、私の胸の辺りをジッと見てきて・・・
「え・・・じゃあ、それどんな状態?」
「この猿はここに来た初日からこんな状態だった。」
「・・・なんで?」
「なんでだろうな、面白い猿だよな。」
松居先生がそう言ってから・・・
私と破天荒な男の子を交互に見てきた。
そして、大笑いしながら私に言った。
「妙、よかったな!!
組手の相手、拳とだけだったら許す!!」
それにも驚きながらいつものように靴を脱いでからお辞儀をして道場に入る。
“妙”と書かれた木の札をひっくり返し・・・
そして、気付いた。
お兄ちゃんが辞めてから私の隣は空いていたのに、今日は他の人の札が掛かっている。
よく見てみると・・・
“拳(こぶし)”と書かれていた。
格好良い名前だなと思っていた時・・・
「拳(けん)か、お父さんから聞いてるぞ。」
と・・・。
松居先生の声が聞こえた。
松居先生の声を追って見てみると、男の子だった・・・。
さっきの後ろ姿の男の子だった・・・。
あの破天荒な男の子だった・・・。
その破天荒な男の子を見ていたら松居先生が私の方を見てきた。
そして大笑いしている。
「良い感じに猿になったな、妙(たえ)!!」
その言葉に今度は男の子が私の方を見てきて・・・
見てきて・・・
驚いた顔をしてきた。
一瞬、髪の毛のことかと思ったけど目線が私の胸の辺りで・・・。
何かと思っていたら・・・
「白帯だけどそんなに空手が好きなんだ?」
と聞いてきたから、答えた。
「全然!!めちゃくちゃつまんない!!」
そう答えたら男の子が更に驚いた顔になって、私の胸の辺りをジッと見てきて・・・
「え・・・じゃあ、それどんな状態?」
「この猿はここに来た初日からこんな状態だった。」
「・・・なんで?」
「なんでだろうな、面白い猿だよな。」
松居先生がそう言ってから・・・
私と破天荒な男の子を交互に見てきた。
そして、大笑いしながら私に言った。
「妙、よかったな!!
組手の相手、拳とだけだったら許す!!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる