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翌日・・・
「強みを教えて下さい。」
矢田さんのメモに“△”と書かれた人に、矢田さんがそう聞いた。
“△”と書かれた人・・・私が資料を確認すると、やっぱり矢田さんの会社から紹介された人。
その人が自分の強みを話し始める。
そしたら・・・
やっぱり感じる。
五感で感じる・・・。
ある程度強い人なのだと、感じる・・・。
「今日、良い状態ですね。
そんな感じで見てください。」
“△”と書かれた人が面接の部屋を出た後、矢田さんがそう言ってきた。
昨日までは必要最低限しか話してこなかったのに、急にそんなことを言ってきた。
「はい。」
それに短く返事だけをした。
昨日空手道場で正座をして鎮めてきたから。
何も乱れていない。
私の精神は何も乱れていない。
空手道場で精神を鎮めたことにより、これまで以上に集中出来ている。
そう自分でも感じる。
そう感じていた時、また面接の部屋の扉がノックされた。
そして、入ってきた・・・。
その人物を見て・・・少しだけビックリした。
そしてもっとビックリしたのは・・・
私の隣に座る矢田さんが・・・
矢田さんが・・・
まさかの、
まさかの、
“花丸”をつけた・・・。
“○”でも“✕”でも“△”でもなく・・・
まさかの、“花丸”をつけた・・・。
「強みを教えて下さい。」
矢田さんのメモに“△”と書かれた人に、矢田さんがそう聞いた。
“△”と書かれた人・・・私が資料を確認すると、やっぱり矢田さんの会社から紹介された人。
その人が自分の強みを話し始める。
そしたら・・・
やっぱり感じる。
五感で感じる・・・。
ある程度強い人なのだと、感じる・・・。
「今日、良い状態ですね。
そんな感じで見てください。」
“△”と書かれた人が面接の部屋を出た後、矢田さんがそう言ってきた。
昨日までは必要最低限しか話してこなかったのに、急にそんなことを言ってきた。
「はい。」
それに短く返事だけをした。
昨日空手道場で正座をして鎮めてきたから。
何も乱れていない。
私の精神は何も乱れていない。
空手道場で精神を鎮めたことにより、これまで以上に集中出来ている。
そう自分でも感じる。
そう感じていた時、また面接の部屋の扉がノックされた。
そして、入ってきた・・・。
その人物を見て・・・少しだけビックリした。
そしてもっとビックリしたのは・・・
私の隣に座る矢田さんが・・・
矢田さんが・・・
まさかの、
まさかの、
“花丸”をつけた・・・。
“○”でも“✕”でも“△”でもなく・・・
まさかの、“花丸”をつけた・・・。
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