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そう聞かれたことには少し驚いた。
驚いたけど・・・矢田さんは敏感すぎるくらいよく見える人なので。



「はい、知り合いです。」



私が先に答えた。



そしたら、面接を受けに来た人物が笑って・・・



「妙子、ここの会社だったのか!!
製薬会社とは知ってたけど加賀製薬だとは聞いてなかった!!」



「言ってなかったっけ?」



「聞いてねーよ!!
しかも面接官でビビった!!
忙しくてうちにも来られないって連絡してきたけど、この時間まで面接してたら確かに忙しいな!!
今度俺が妙子の家行くか?」



「あ、そうしてくれるとありがたい!!」



私がそう答えると・・・



「キミ、もう1人いるよね?」



と・・・。



矢田さんが・・・矢田さんというか、拳が・・・



めちゃくちゃ怒った様子でサメを・・・鮫島を見ていた。
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