上 下
280 / 295
16

16-12

しおりを挟む
私がそう言うと、拳がめちゃくちゃ・・・もうめちゃくちゃ驚いた様子になった。



「裸・・・見たって言ってたよね?
男の部屋に入って裸見たって・・・。」



「そんなこと言ってないでしょ。
男子の部屋には確かに入ったことあるけど、裸見たのはお兄ちゃんのね。
男兄弟がいたらそれくらい普通にあるでしょ。」



「・・・マジで?」



「マジで。」



「マジか・・・。」



「うん。」



私が答えると、拳が大きな溜め息を吐きながら私を抱き締めてきた。



そして、私の首筋に顔を埋めながら言ってきた・・・



「慰めて・・・。」



「慰めるの?」



「うん・・・。
俺のコレ、ヨシヨシして慰めて・・・。」



そんなことを急に言われ・・・



私の右手を取ってソコに近付けてくる・・・。



「それは・・・流石に恥ずかしいから・・・。」



「いや、だってめちゃくちゃ痛かったし・・・。
本気でもう使い物にならないと思ったし・・・。
妙にも・・・使えることはないと思って本気で苦しんでたし・・・。」



そんなことを本気で悲しそうな様子で言ってくるので・・・



導かれるまま、拳のソコに触れた・・・。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

優しい先輩に溺愛されるはずがめちゃくちゃにされた話

恋愛 / 完結 24h.ポイント:376pt お気に入り:61

【完】夏の夜に、またね。(カットページ掲載済2023.5.14)

恋愛 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:13

過去の鎖

BL / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:6

【完】タバコの煙を吸い込んで

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:17

早く惚れてよ、怖がりナツ

BL / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:115

Promise Ring

恋愛 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:233

処理中です...