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校門の前で立っていると凄い見られたので、譲と一緒にブラブラと歩きだす。
「会社って何だよ?」
「ああ、3日前にさっきの男子の親の会社をコンサルすることになって。
ケーキ1つ買うお金もないからね、私。
ケーキ1つ食べるのに自分で稼がないといけなくて大変だよ。」
「今度はコンサルか。」
譲がそう呟いてから無言になった。
その様子を見て、“私”は苦笑いになる。
「お前から結子に伝えて欲しいんだけど。」
「何を?・・・それよりも、急に学校まで来ないでよ。
先に連絡してきてよね。」
「お前の連絡先知らねーし。」
「だからいつもみたいに和を通して連絡してきてよ。」
「学校はスマホ持ち込み禁止だろ?」
「それくらいはお嬢様とお坊っちゃんも破ってるから!」
“私”の返事に譲は楽しそうに笑い、前を向いたまま“私”に言ってきた。
「結子にさ、俺と和と同じ大学を選ぶように伝えて欲しい。」
「会社って何だよ?」
「ああ、3日前にさっきの男子の親の会社をコンサルすることになって。
ケーキ1つ買うお金もないからね、私。
ケーキ1つ食べるのに自分で稼がないといけなくて大変だよ。」
「今度はコンサルか。」
譲がそう呟いてから無言になった。
その様子を見て、“私”は苦笑いになる。
「お前から結子に伝えて欲しいんだけど。」
「何を?・・・それよりも、急に学校まで来ないでよ。
先に連絡してきてよね。」
「お前の連絡先知らねーし。」
「だからいつもみたいに和を通して連絡してきてよ。」
「学校はスマホ持ち込み禁止だろ?」
「それくらいはお嬢様とお坊っちゃんも破ってるから!」
“私”の返事に譲は楽しそうに笑い、前を向いたまま“私”に言ってきた。
「結子にさ、俺と和と同じ大学を選ぶように伝えて欲しい。」
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