【完】好き好き大好きの嘘

Bu-cha

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「私は結子のことが好き。
私は結子のことが好き、大好き。」



今日もそう言って、私に生きる力をチャージさせてくれる。



「私、譲と付き合うよ。」



「え・・・?」



「譲と付き合って結婚もする。」



そんな翔子の言葉には驚き翔子を見た。
翔子は覚悟を決めた力強い顔をしている。



「それでたまに交換っこしよう、結子。
私はこんなんだし結婚出来ないだろうし譲のことは結構好きだし。
友達としては凄い好きだし。
それに、譲と結婚出来たら私には力が入る。
永家の“家”と戦えるくらい強大な力が。」



そう言われ・・・



そう言われて・・・



私は首を横に振り翔子を見詰める。



「それは絶対にダメ。
翔子は私の代わりにちゃんと好きな人と結婚して。」



「私にそんな人出来るわけないでしょ!」



「でも、して欲しい。
翔子には私の代わりに好きな人と結婚して欲しい。
翔子は私の代わりに何でも出来る。
どこにでも翔ていける。
だから私の代わりに好きな人と結婚する翔子を見たい。」



私がそうワガママを言うと、翔子は真剣な顔で私を見詰めた。



「私も私の力で絶対に上にいく。
永家の“家”の上をいく。
私が結子のことを守るから。
私が結子のことを幸せにするから。
だから待ってて。」



「うん、待ってる・・・。」



私がそう答えると翔子が強く強く私を抱き締めてくれた。
私も翔子の背中に両手を回して翔子を強く抱き締める。



「譲には25歳までなら付き合えるっていう条件を出してみる。
結子が好きでもない相手と結婚するのに私だけ譲と結婚出来ないって言って。
譲も私のことが好きなら問題ないでしょ、だって絶対にバレない。
それでたまに交換っこしよう、結子。
無理に終わらせなくていいじゃん、初恋をさ。
結婚するその時まで大切にしててあげてよ、恋愛なんて興味ない私の代わりに。」





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